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栃木県農業大学校に「いちご学科」が爆誕 いちご王国で活躍する「いちご経営者」を育成する日本初の学科

いちご経営者に、俺はなる!

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 栃木県農業大学校は、2021年度より「いちご学科」を創設し、4月に一期生が入学しました。いちご学科とは一体……?


栃木県農業大学校に「いちご学科」が爆誕 (画像は特設サイトより引用)

 栃木県農業大学校は、栃木県立の専修学校で、農業経営者などを育成する機関。主に高校生・高卒生を対象とする「農業総合学科」「畜産学科」、農業を行う社会人などに向けた「研修科」、そしていちご経営者を育成する「いちご学科」を設置しています。なお、いちご学科には高校卒業見込みの人または18歳以上の人に受験資格があるため、試験に合格すれば社会人でも入学可能です。

 なぜ「いちご学科」は誕生したのか。栃木県はいちご生産量全国1位の県であり、特設サイトには「50年、100年先も『いちご王国』であり続ける。その中心を担う人材を育成する理念のもと『いちご学科』は創設されました」と記されています。わざわざ特設サイトを新設しているあたり、大変気合が入っているのがうかがえます。


栃木県農業大学校に「いちご学科」が爆誕 (画像は特設サイトより引用)

 いちご学科では、いちご王国の未来を担ういちご経営者を育成するべく、2年間のカリキュラムを用意。地域で活躍する経営者に学び、卒業後すぐにいちご経営を始められる実践能力を養うほか、課題解決能力を養うための「いちごゼミ」を開催。いちご研究所やいちご王国協賛企業など、幅広い関係者との連携で、最先端のいちご栽培技術、新品種などについて学ぶことができます。さらに就農の際の障壁となりやすい事象について現場の生産者が助言を行い、地域の生産者との信頼関係づくりを支援する体制を築いていくとしています。いちご経営者を目指す人にとって、心強い存在になりそうです。

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