あっちもこっちもおいしそう! 迷ったあげく、どちらのゴハンも食べられなかった猫ちゃんを描いた漫画が、まめきちまめこさんのブログ「まめきちまめこニートの日常」に掲載されています。まさに“二兎を追う者は一兎をも得ず”……。
まめこさんのおうちの猫「メロ」ちゃんは素晴らしい食欲の持ち主。同居猫「シンバ」ちゃんのとろとろゴハンをなかなかの執着力で狙うなど、とにかく食に対してはどん欲なのです。
そんなメロちゃん、もう1匹の同居猫「タビ」ちゃんが自分の自動扉エサ入れ機(タビちゃんの首輪についているチップに反応して扉が開く)でゴハンをもぐもぐと食べている間は、後ろでスタイバイしています。
タビちゃんが食べ終わってその場を去っても、扉が閉まる前にエサ入れの前に行くと開いたままになることを学習したメロちゃん。タビちゃんが去った後はそそくさとエサ入れの前に座って、タビちゃん用のゴハンをパクパクと食べているのです。……とっても賢い! とほめてもいいものか?
そんなことが続いていたある日、タビちゃんのゴハン終わりを待つメロちゃんは、別室でゴハンを食べていたシンバちゃんがお皿からボロボロと食べこぼしをしているのを目撃! このおこぼれに預かりたいメロちゃん、ラッキー! とそちらに向かおうとするものの、なんとタビちゃんももうすぐその場をどきそうな予感……!
あぁ! どっちのゴハンを優先すればいいの!? 迷ったあげくまず別室に向かったメロちゃん、しかしすでに食べこぼしはまめこさんによって片付けられてしまった後。
ならばと自動扉エサ入れ機に向かえば、扉がパタンと閉まるのに間に合わず……。真っ白に燃え尽きたメロちゃん、自分用のタイマー式エサ入れ機の前で、時間が来るのをおとなしく待っていたそうです。
その後、まめこさんのゴハンをただただジーっと見つめていたというメロちゃん。一瞬の迷いが命取り……どちらのゴハンもと欲張ってしまったため残念な結果となってしまいましたが、食いしん坊のメロちゃんは、きっとこんなことくらいではめげないはずです! これからもガンバレ!(?)メロちゃん!
まめこさんは、2020年夏に保護したメロちゃん、車のボンネットから救出されたタビちゃん、片目を失明した状態で保護されたシンバちゃんの3ニャンズのほか、ゴールデンレトリバーの「こまち」ちゃんと暮らしています。
ブログ「まめきちまめこニートの日常」やTwitter(@mamekichirou)には、個性豊かな4匹との笑いあふれるエピソードや、まめこさんの日常を描いた漫画がたくさん投稿されています。
また、こまちちゃんとタビちゃんのエピソードを中心とした書籍『まめきちまめこニートの日常 こまちとタビ』が販売中です。
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