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自然発泡する「スーパードライ生ジョッキ缶」再利用する人がTwitterで続出→アサヒ「1回きりの利用を推奨しています」(1/2 ページ)
ビールを注ぎ直しても泡立つって本当?
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4月6日に先行発売され、販売好調のため一時出荷停止となっている「アサヒスーパードライ生ジョッキ缶」。缶の内部に特殊な凹凸加工が施され、開封した瞬間にきめ細かい泡が自然発生するフルオープンタイプの新商品です。
Twitter上では「中身を飲み終わった缶に再度ビールを注ぎ直してもクリーミーな泡が発生する」という知見が拡散され、缶の再利用を試してみた人の報告も多く見受けられます。一方でメーカーが推奨しない使い方に対する懸念の声も上がっており、ねとらぼではアサヒグループホールディングスに取材しました。
アサヒグループホールディングスは「『生ジョッキ缶』については、1回きりの利用を推奨しています」と回答。同商品のきめ細かい泡には、缶内部の構造に加えてガス圧も寄与しており、空いた缶にビールを注いだ場合は炭酸ガスが飛んでしまうため、商品本来の泡立ちは得られないと述べます。
先行販売開始からおよそ2日間で出荷停止が発表されるほど注目を集めた同商品。初めてフタを開けた驚きを忘れられず、販売が再開されるまでの“折衷案”として再利用に手を出した人もいるでしょう。同社は「皆様には多大なご迷惑をおかけしていまして深くお詫び申し上げます」と謝罪するとともに、「現時点では出荷再開の見込みは立っていませんが、4月20日の全業態発売に向けて準備を進めています」と現状を述べました。
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