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LINEに個人情報保護委員会が行政指導 LINE「適切な改善策を講じる」
LINEの中国の子会社が日本のユーザーの個人情報へアクセスできる状態になっていた問題を受けて。
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個人情報保護委員会は、LINEに行政指導を行ったと発表しました。LINEは、指導を真しに受け止め、適切な改善策を講じるとコメントしています。
行政指導は、LINEの中国の子会社が日本のユーザーの個人情報へアクセスできる状態になっていた問題を受けてのもの。個人データの委託先に対して適切な監督を行うことなどを指導しています。
LINEはこれを受けて、個人データの再委託先であるLINE Chinaの監督について、アクセス権限の付与についての検討やアクセスログの記録・管理の方法などを改善するとしています。
LINEは3月に問題が指摘された際に、韓国のデータセンター保管されているデータを6月までに日本国内へ移転すると発表しています。
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