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第1回 なぜワーケーション生活を始めたの? 何が楽しいの?ワーケーション生活の達人夫婦に聞く「ワーケーションのはじめかた」(2/3 ページ)

1年の半分以上ワーケーションを実践する達人に、ワーケーションの「楽しいこと」と「ホントにできるの?」を直撃! 気になる疑問やホントのところをひもといていきましょう。

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晴れた日は観光し、雨の日は仕事する 実は「オン/オフ」の切り替えがしやすい

―― お二人はなぜワーケーション生活を始めたんですか?

 もともと、旅行が好きだったんです。会社員時代から長期連休があればクルマで車中泊をしながら九州まで貧乏旅行をするなどしていて、「旅して働く生活に憧れがあった」が一番の理由だと思います。

―― 実際にやってみていかがですか?

 ホントに楽しいですよ。休暇期間に合わせた旅行だと、雨が続いて観光を楽しめなかったこともあると思います。ワーケーション生活ならば、晴れた日は観光し、雨の日は仕事するといった具合に、天候込みで「自分の予定を自由に決められ」ます。「オン/オフの切り替え」、実はしやすいのです。

 例えば観光地は土日に混むことが多いので、わたしたちは土日に仕事をするようにしています。観光をする日は比較的空いている平日、週に2日ほど、といったように設定していました。

晴れた平日に観光。写真は宮古島の前浜ビーチ
晴れた平日に観光する。写真は宮古島の前浜ビーチ

―― そうか。仕事以外の予定も柔軟に決められるから、実は仕事モードも遊びモードもすぐ切り替えられるのですね。では、滞在場所そのものや宿泊施設などはどのように決めているのですか?

 ホテルを予約するのは当日のことも多いです。直前予約割を狙って安くなることもあります。旅行商品検索サイトは常にチェックし、クーポンがあったりセールをやっていたりしているところがあればそこで決めることも多いですね。

 このほか、「目的地」としてちょっといいホテルを取り、車中泊をしながらじわじわとゴールに向かうといった楽しみを加えてみることもあります。

 わたしたちは基本的に目的地を事前に決めず、また高速道路を使わずに一般道で移動することが多いです。それは、道中で思いがけない出会いがあるから。これが楽しいです。道の駅や名所など、看板に釣られて思いつきで立ち寄ってみたら、すごくいいスポットだったことは数知れません。

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茨城県「月待の滝」。偶然名所と出会い、そこに滞在することも

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