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第2回 ワーケーションの生活リズムは? 「仕事と遊び」はどう分けているの?ワーケーション生活の達人夫婦に聞く「ワーケーションのはじめかた」(3/3 ページ)

「遊びながら仕事する」って難しい気もしますが、そのあたりどうなのでしょう。

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「遊びの誘惑」はどう耐える?

―― やはり「観光地にいて、遊びの誘惑に耐えられるのか」という心配が浮かびます。そのあたりはいかがですか?

 ここは「自分ににんじんをぶら下げ」て仕事をしています(笑)。

 天気予報を見ながら「明日は遊ぶぞ!」とか「あと何日!」と。ワーケーションに限りませんが、些細ながらもこんな目標があれば、ちゃんと仕事をした分罪悪感などもなく、サッと切り替えて思いっきり遊べるようになります。

―― お二人はご夫婦でワーケーションをしています。「どちらか一方だけ」仕事があるときはどうしているんですか?

 そのときは、手の空いた方がBlogやSNSで情報を発信する役目として分担するようにしています。二人とも旅行が好きなので、どうせ行くならば記録としても残しておきたいですから。

 夫婦とも書き手なので、自身が得た情報を発信していくのが好きなのかもしれません。自分たちのリアルな旅の情報が誰かの役に立てばと思っています。Instagramでは、私たちがこれから行ってみたいホテルやスポットも紹介しています。

個人サイトのほか、SNSでも情報を発信。インスタのフォロワー数は8.4万人!
個人サイトのほか、SNSでも旅情報を発信。Instagramのフォロワー数は8.4万人

―― ワーケーションと言っても、PCに向かう時間は普通に長く、気が散ることもなく切り分けている。なるほど、「やらされている残業」といったものではなく、自身に必要な仕事を、成果やアウトプットを出していく。これまで仕事に求められていたことと同じですが、それを実践しやすくなったといった感じなのですね

 そうですね。仕事をする日は12時間くらい働きますし、SNSやBlogのことも考えると、会社員時代よりむしろPCに向かう時間は増えましたね。

「ワーケーション」に何が必要? 後悔しないワーケーション実践の方法は?

 ワーケーションといえど、仕事の目的や求められることはこれまでと変わりません。スケジュールや生活リズムをある程度緩くでも決めておけるならば「仕事と遊びの切り分け」などと、これまでと全く別のことのように気構えて考えることはないのかもしれません。

 では、具体的にワーケーション生活にはどんな“モノ”が必要なのでしょう。次回は「ワーケーション生活に必要なモノ」を紹介します。

(続く)

取材協力:くぼたびさん
少年B
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※COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に関する最新情報は、厚生労働省、内閣官房、首相官邸、国土交通省・観光庁のWebサイトなど公的機関で発表されている情報、鉄道事業者各社の情報も併せてご確認ください



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