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子どもにとっては“死角が生まれる高さの段差”かも? 小3のころ校庭で鬼ごっこ→鼓膜が破れて頭蓋骨にヒビが入った体験談(1/2 ページ)

ちょうど「飛び降りやすくて、見えにくい」くらいの高さかも。

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 「学校は机に座って勉強するだけの場所ではない」とよく言われますが、それゆえにさまざまな事故やトラブルも起こりうるもの。ねとらぼ読者からそんな体験談を伺う本企画、今回は「鬼ごっこ中に鼓膜が破れ、頭蓋骨にヒビが入った」というお話。学校の休み時間のように“みんな別々のほうを見ながら遊んでいる状況”って意外と危ないのかなあ。

自分の頭と同じくらいの段差の上から……



 小学校3年生のころのお話です。私が通っていた学校の校庭にはちょうど私の頭くらいの高さの、木が植わっている段差がありました。先生からは「危ないのでなるべく登らないように」と言われていましたが、守っている人はあまりいませんでした。

 ある日の休み時間、私が校庭で鬼ごっこをしていると、段差の上から男の子が降りてきて衝突しました。

―― 頭くらいの高さだとちょうど「上にいる人は飛び降りても怖くないけど、下にいる人にはほとんど見えない」のような感じになりそうですね。

 男の子にぶつかった私はそのまま倒れて気を失い、気付いたら保健室の先生の車に乗せられて耳鼻科の病院に向かっていました。自分の耳から血が流れていて、現実感がなかったのを覚えています。

 病院で母と合流したのですが、私は頭を強く打っていたため、その後さらに、車で30分ほどの総合病院へ。診察してもらったところ鼓膜が破れていたほか、レントゲンの結果、頭蓋骨にヒビが入っているとのことでした。

 10歳ながらさすがにいろいろ考えてしまい、「歩けなくなったりするのかなあ」と落ち込んでいたのを覚えています。

 その後も検査があったのですが、脳には影響がなかったようで2日間で退院し、学校にも少し休んで復帰。倒れた私を見ていた友達からとても心配されました(笑)。耳から血を流していましたからね。

 該当の男の子に悪気はなく、たまたまタイミングが悪かっただけだと思っていますが、この事故後、学校では例の段差に登ることがキツく禁じられようになりました。

 私は今、後遺症などもなくとっても元気ですが、階段などで自分より上に人が座っていると怖いので、一番上に座るようになりました。

本企画では取材させていただける読者の方を募集しています

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