東日本旅客鉄道(JR東日本)千葉支社は5月28日、2023年春開業予定の京葉線新駅(仮称:幕張新駅)の駅名を公募すると告知しました。
新駅は京葉線の新習志野駅と海浜幕張駅間に設置します。
2020年10月に「2023年春の開業決定」とともに駅の完成イメージ図を公開し、ホームは2面2線(10両編成対応)、駅本屋は鉄骨造1階建てで建築すること、新駅開業と同時に駅前広場(千葉市の事業)の整備・供用開始も目指すことなどを明らかにしています(関連記事)。
駅名案は2021年6月1日10時〜30日17時の期間、応募サイト(https://www.jreast.co.jp/chiba/bsl/newstation/)かはがきにて1人1点で受け付け。応募資格は「千葉市在住、在勤、在学」の人。
新駅名は「2021年秋ごろ」に同社Webサイトなどで発表予定です。
新駅名においてJR東日本は、2020年4月に開業した山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」(関連記事)でも一般公募を実施。多数の応募があり、どんな駅名になるのかを期待し、ネットでは楽しく出しあう新駅大喜利(関連記事)なども盛り上がりました。
しかし、決定名称は最多票を得たものではなかったこと、見慣れない漢字とカナで表記するものだったこと、そして、決定名称の票数がわずかだったことなどが重なり「公募の意味とは?」を問う声も上がりました(関連記事)。
今回の応募内容において同社は「応募された駅名は応募数による決定ではなく、ご応募いただいたすべての駅名から新しい駅にふさわしい名前を当社にて選考します」としています。
なお2020年10月の開業決定告知時点で新駅名案には、「浜田」「豊砂」「浜田・豊砂」「幕張新都心」「免許センター前」「幕張イオンモール」「幕張ベイシティ」「幕張ゲートウェイ」「マリン浜田」「まくはり新都心」「海浜幕張ゲートウェイ」「下総幕張」などの案が続々。高輪ゲートウェイ駅の例にならい、「ひらがな+カタカナになるだろうな」などと予想する人もいました。
幕張新駅(仮称)の駅名は果たして何になるのか。誰もが100%納得するものは困難ですが、読みやすく分かりやすく伝えやすく、何より沿線住民や利用者が親しみを持てる駅名に決まることに期待しましょう。
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