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戦争で画家を諦めた祖母が遺した油絵、孫がTwitterに投稿し話題に 「賞を獲るより人に見てもらうのが喜びだった」(1/2 ページ)
「猫」と日常を描いた鮮やかで温かみのある絵画たち。
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「亡くなった祖母の絵をよかったら見てやってください」――。画家を志すも戦争の影響でかなわなかったおばあさんの作品をTwitterに投稿したryuty(@ryutyblog)さん。すると7万いいねの反響を呼び、多くの人の目に触れることとなりました。
Twitterに投稿されたのは4枚の絵画。盛りを過ぎたひまわりと咲き誇る菊、破れた障子の前に並ぶ酒瓶、和だんすの前に置かれた昭和風のバッグやがま口など、生活に密着した題材が描かれています。多くの絵に猫ちゃんが登場するのも特徴です。おばあさんは猫が大好き。長い人生のなかでたくさんの猫と暮らしてきました。最後に一緒にいた飼い猫がカンナちゃんです。
賞を獲るより人に見てもらうことが喜びだったというおばあさん。ryutyさんは「たくさんの方に見て頂いておりとても嬉しいです。祖母だけでなく家族一同大変喜んでいます」と感謝の言葉をつづっています。
褒められるとすぐに人にあげてしまうような人だったおばあさん。残っている作品数は多くないそうです。Twitterでは絵の購入を希望する声もあがりましたが、ご家族は絵を手放さず残すことにしました。おばあさんの庭にはアトリエのような平屋があり、そこに飾った絵を多くの方に見てもらいたいと願っていたそうです。
ゆくゆくは夢をかなえてあげたいとryutyさん。感染症が終息するまでは、Twitterで絵を紹介していきたいとつづっています
画像提供:ryuty(@ryutyblog)さん
(高橋ホイコ)
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