黒猫さんたちにじーっと見つめられるような体験ができるユニークな作品がTwitterで注目を集めています。みんなでそろって動く様子が不思議なかわいさ。
手作りの黒猫の顔を、舞台などで使用される方向や色が変えられる照明「ムービングライト」に取り付けた、シンプルな“黒猫ライト”たち。見た目はシュールですが、それをマイクロソフトのデバイス「Kinect(キネクト)」に接続し、検知したヒト(顔)の位置を追って動くようにすることで、生き生きとした黒猫軍団が誕生しています。
まるで猫じゃらしを目で追うリアルの猫たちのような動きがほほ笑ましく、本体はどう見てもライトなのにかわいくみえてくるから不思議です。ちなみに、こちらが手を上げると、猫たちの目が赤くなって「シャー」と威嚇するような声を上げます。
作者は、体験型展示クリエイターのPonboksさん(@ponboks/WEBサイト)。自身が楽しいと思えるものを技術とアイデアで形にして公開しており、今回の作品もそんな“体験型展示の種”のひとつ。
投稿ツイートのスレッドでは、制作過程や仕組み、開発時の3Dシミュレーション画面などを公開しています。
コメントでは「かわいい」や「生きてるみたい」「面白い」とワクワクする声から、「ちょっと欲しいと思ってしまった」「たくさん置きたい!」なんて声も。
中には黒猫たちの熱い視線に「可愛いけど怖いw」と感じる人の声、また別のキャラクターで見てみたいという声や、相手を追って動くところが「防犯に良さそう」との意見も上がっています。
Ponboksさんは以前には、同じくKinectを活用した「叩くと光が飛び出すクッション」が話題に(関連記事)。Twitterではハッシュタグ「#不思議のプロトタイプ」でさまざまな作品を見ることができ、最近では「まわすと模様の変わる傘」や「置いたモノの形になる生物」を公開しています。
画像提供:Ponboks(@ponboks)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「叩くと光が飛び出すクッション」「印を結ぶと動く忍者扇風機」―― 技術×アイデアの実験で生まれた体験型作品たちが楽しすぎる
見てるだけで気持ちよくてテンションが上がる魔法の作品! - 置いた物がなんでもミニチュアサイズに 木で作った「でっかい指」が逆転の発想
面白い写真がたくさん撮れそう! - Indeed「社内報を漫画雑誌っぽくしてみると俄然読みたくなる」 アイデア投稿に「読んでみたい」と反響
ほかにも「ネクタイをギュッとね!」「採用黙示録ジンジ」などダジャレ満載。 - 「良い味出してる」「すんごい欲しい」 目を離したら「うわぁっ!」っとなるカップ麺の蓋ストッパーが話題に
商品化待ってます。 - 「木で水滴を彫りました」→言葉通りの異次元作品に驚きの声 “水を垂らした木片”ではなく“全部木片”
ちょっと何を言っているのかよく分からないかもしれませんが、文字通りの意味です。 - 「令和の金剛力士像だ」「100年後の教科書に載りそう」 恐らく人類初の“木彫りVRデバイス”がすごい存在感
遠い未来、VRデバイスが“神”を象徴するアイテムとして認識されるかも……?