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「鳥が飛んでいるみたい」「ゲームのバグかと思った」――そんな驚く声がTwitterで上がった富士山の写真が不思議で面白い世界観です。投稿したのは、富士山写真家の橋向 真(@MakotoHashimuki)さん。
田んぼに映り込んだ“逆さ富士”の写真を、あえて上下反転しています。橋向さんが「なぜか葛飾北斎の絵に見えるのは気のせい?」とツイートしているように、富士山の山裾に稲の緑色が点描のように広がったビジュアルは、どこか浮世絵版画っぽく感じられます。
そして同時に、稲が空に浮いている世界にも見え、コメントでは「てっきりゲームとかで地面貫通した裏側かと思いました」なんて声も。また中には、シュルレアリスムの画家として有名なルネ・マグリットの作品で、たくさんの男性が空中に浮遊しているような油絵「ゴルコンダ」を思い出す声も上がっています。
ちなみにTwitterでは、この「逆さ富士」のシチュエーションを普通に撮影した写真も公開されています。自然の光で紅色に染まった“紅富士”とそれをきれいに映す田んぼが美しい景色。
橋向さんは富士山を撮り続けている写真家。2021年2月には、迫力のある笠雲を捉えた一枚が約39万のいいねを集めるなど話題に。これまで手掛けてきた「新・富士山景カレンダー」の2022年版がインプレスから発売予定のほか、LOFTと東急ハンズからも2022年富士山カレンダーが発売されるとのことで、気になる方は是非チェックしましょう。
画像提供:橋向 真(@MakotoHashimuki)さん
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