ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

「バットマンは男の子向け」と言われ…… 幼い頃“誕生日をバットマンでお祝い”してもらえなかった女性、恋人が夢をかなえてくれた出来事がステキ(1/2 ページ)

「こんな彼氏が欲しい!」の声続出。

advertisement

 米メリーランド州に暮らすコスプレイヤーのスパーキー・ムラーキーさんがTwitterに投稿した誕生日のエピソードが話題になっています。子どもの頃にかなわなかった夢を、恋人がサプライズでかなえてくれたステキな逸話に20万件を超えるいいねが集まっています。

 スパーキーさんは大のアメコミファンで、中でも「バットマン」がお気に入り。幼い頃、両親に誕生日のたびに「バットマンをテーマにした誕生日パーティーを開いてほしい」とお願いしていました。しかし「バットマンは男の子向け」と言われ、夢はかなえられませんでした。



 スパーキーさんはそれが心残りだったのか「32歳(彼女が好きな数字)には誕生日にバットマンパーティーができるかもね」と、よく冗談を言っていたそうです。そして、2021年に32歳の誕生日を迎えた彼女さんは、感動の涙を流すこととなります。

 誕生日当日、スパーキーさんは仕事で非常に疲れていたため自分の誕生日さえも忘れていたそうです。仕事が終わり、恋人のジョニー・ヴァイスゲルバーさんと過ごすために彼の自宅へと向かいました。

 そこでスパーキーさんを待ち受けていたものは、彼女が幼い頃に抱いていた夢、バットマンをテーマにした誕生日パーティーだったのです。バットマンのアイテムがふんだんにディスプレイされた中で、ジョニーさんと仲間たちに出迎えられたスパーキーさんは思わず涙してしまったとのこと。




 ジョニーさんたちは、スパーキーさんのためにデイスプレイ以外にもバットマン・バースデーケーキやバットマン・カクテルまで用意していました。それだけに留まらず、みんなでバットマンアイテムのコスチュームを着て記念撮影ができるように簡易フォトスタジオまで設置していたのです。

 感無量のスパーキーさんはみんなと一緒にコスチュームを身につけて記念撮影するなど楽しい時間を過ごすことができました。ジョニーさんから階下の部屋に行くよう促されて行ってみると、そこにはさらにサプライズが待っていました。




 ジョニーさんはなんと階下にある部屋をお祭り会場に変えていたのです。そこには3Dプリンターで作ったバットラング(バットマンが扱う手裏剣のような武器)を使って風船を割るゲームに、バットマンの敵のリドラーをテーマにしたスカベンジャー・ハント(謎解きゲーム)で、家中に隠された謎アイテムを探し回るなど、スパーキーさんは童心に返って楽しむことができたようです。

 スパーキーさんはTwitterの投稿に「私の心は本当に癒されました。私をヒーローの気分にさせてくれた素晴らしい男性が、共にいてくれることに本当に幸運を感じずにいられません。そして今、バットマンは(男の子だけではなく)皆のヒーローだと私は確信しました」とジョニーさんへの感謝の思いをつづっています。

 スパーキーさんのTwitterの投稿には「なんて素晴らしい誕生日だ」といったコメントが多数寄せられました。その中でもアニメ「バットマン」シリーズでジョーカーの声優を務めたハリウッド俳優マーク・ハミルさんからのメッセージにスパーキーさんは感動せずにいられなかったようです。

 スパーキーさんジョニーさん、いつまでもお幸せに……。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る