女子バスケ渡嘉敷来夢、新シーズンもENEOSでのプレー続行へ 「まずは復帰を目指し自分らしく日々全力で」(1/2 ページ)
2020年12月の皇后杯で右膝前十字靱帯を断裂し東京五輪出場を断念していました。
女子バスケットボールの渡嘉敷来夢選手が6月14日にInstagramを更新。2021-22シーズンもWリーグENEOSサンフラワーズでプレーすることを発表しました。2020年12月の皇后杯で右膝前十字靱帯を断裂し、有力視されていた東京五輪の最終メンバーから外れることになった渡嘉敷選手。ファンからは「復帰戦楽しみにしています」と渡嘉敷選手のプレーを待ち望む声があがっています。
渡嘉敷選手は身長193センチで、バスケットボールの名門桜花学園高校を卒業後、Wリーグの名門であるENEOS(入団当時はJX)に入団します。ルーキーシーズンから長身を生かしたリバウンドと得点でWリーグ11連覇に貢献。日本代表にも高校2年生から選出され、リオデジャネイロ五輪ではベスト8入りを果たすなど、国際試合においても日本のエースとして活躍してきました。
そんな渡嘉敷選手を悲劇が襲います。202012月に行われた皇后杯準々決勝の富士通レッドウェーブ戦で、渡嘉敷選手は相手のシュートをブロックした際の着地でバランスを崩して右膝を負傷。診断の結果「右膝前十字靭帯断裂」という大ケガであることが判明します。渡嘉敷選手は懸命にリハビリを続け、日本代表にも第4次強化合宿まで参加していましたが、本番残り1カ月余りでケガからの復調状況を考慮し、代表メンバーから外れることを決断していました。「ちょっと厳しいんじゃないかなと思ってきました」とチームスタッフに伝えていたことを後に明かしています。
11日のInstagramで30歳の誕生日を公表した渡嘉敷選手。それ以来となった14日の更新で、2021-22シーズンもWリーグENEOSでプレーすることを発表。Wリーグ自由契約選手リストにも掲載されており、今シーズン以降の去就を明らかにしていなかった渡嘉敷選手は「オリンピックへの挑戦が終わった時にお膝くんと相談してその先のことは決めよう」とリハビリを最優先に考えていたようです。
「次の目標はリーグ復帰」と目標を切り替えていた渡嘉敷選手。昨シーズンで途切れたWリーグの優勝、皇后杯との2冠に向けて「チームの目標である2冠に貢献、チームを勝利に導けるように。まずは復帰を目指し自分らしく日々全力でベストを尽くしたい」と意気込みを語りました。新シーズンもENEOSでプレーすることを発表した渡嘉敷選手に対して、ファンからは「応援しています」「がんばれ〜可能性は無限大」との声援も寄せられています。
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