ゲームでよく遊ぶ女子高生と、学校ではクールなのにゲーム内ではポンコツな先生とのやりとりを描いた漫画が、非常に尊いものとなっています。
高校生の杏田は中学生の時に親を亡くし、ほぼひとり暮らし状態です。ある日、ネット上の知り合いがいつも一緒にやっているゲームに友人を連れてきました。名前は“ピコ”。ピコさんは敵がくれば「ギャアアアアア」と大声で叫ぶなど、かなりのポンコツです。
杏田は、声が英語の佐伯先生に似ていることが気になる様子。学校での先生は若くてイケメンで優しくて話しやすく、女子生徒から人気があります。裏の顔を見てしまったような気持ちになりました。
ゲーム上では“こしあん”のハンドルネームを使用している杏田は、なんとかして先生とピコが同一人物である証拠を見つけようとします。一方、先生はこしあんが自分の教え子だとは、まるで気づいていないようです。
ある夜、ゲームでの対戦を終えてコンビニへと出かけた杏田。するとコンビニ前で一服中の先生を発見。完全オフの先生に「ピコさん?」と話しかけてみます。先ほどまでゲームをしていたからか、思わず「はい?」と答えてしまう先生。やっぱりピコさんだこれー!
杏田は自分が“こしあん”であることを打ち明けると、先生はあわてふためきます。普段のクールなキャラが崩れるのを恐れ、「このことは誰にも話さないでくれ……」と懇願する先生。杏田は誰にも話さないと約束する代わりに、ある条件を出すのですが……。
学校では知らぬふりをしつつ、放課後はゲーム友達というなんだか憧れてしまうシチュエーション。2人の距離感がまた絶妙で、漫画を読み終えたときには「続きを読みたい!」と雄たけびをあげてしまうことでしょう。
同作を投稿したのはハシヤダ(@sski_o0)さん。pixivにも作品を投稿しています。
(高橋ホイコ)
作品提供:ハシヤダ(@sski_o0)さん
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読んでいても伝わる、居心地の良さ。