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2021年の花粉は「昨年比大幅増」で「先行・速攻」型――。ウェザーニューズが今春の花粉飛散の特徴をまとめた「花粉まとめ2021」を発表しました。
同社が全国約1000カ所に設置した、独自の花粉観測機「ポールンロボ」のデータに基づいたもの。それによると、2021年春の花粉飛散量は、2020年と比べて211%と大幅増に。ただ、2020年は花粉の飛散量がかなり少なかったため、平年との比較では95%とおおむね平年並みとなったようです。
また、2021年は平年に比べて飛散開始、飛散終了ともに早く、さらに飛散開始から本格飛散までの期間が短い「先制・速攻」型のシーズンだったと同社は分析。2月早々には九州でスギ花粉の飛散が始まり、上旬のうちに関東や中国・四国エリアにも飛散が拡大。一方で飛散の終了も早く、九州北部では平年よりも2週間程度早くシーズンが終了しました。
一般的に花粉は晴れて記憶が高く、風邪が強い日に多く飛散します。今年は花粉の飛散ピークにあたる2月中旬から4月上旬にかけて晴れる日が多かったため、花粉が多く飛びやすい天候になったとのこと。特に2月中旬から3月にかけては全国的に記録的な暖かさとなり、このため飛散の開始や飛散ピークを早めたのではと同社は総括しています。
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