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2021年上半期、ヤフオク!で最も注目されたクルマ、バイクは? バイク部門3位は「Z400FX」(!)、1位は……

クルマ部門2位は「ハリアー」、バイク部門3位は「Z400FX」(!)。

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 ネットオークションサービス「ヤフオク!」で、2021年度上半期に検索数が急上昇したキーワードの部門別ランキングが発表されました。

 対象は2021年1月〜5月、ヤフオク!の2020年同期間と比較して検索数が急上昇した「検索ワード」を抽出。自身が所有するクルマやバイクの関連パーツ、あるいは欲しい中古車両を探すのにネットオークションを利用する人は多いです。ネットオークションではどの車種の需要が高かったのでしょうか。

自動車部門 新型ヤリスシリーズが席巻

 自動車部門のトップ5はトヨタ車が独占しました。

  • 1位:ヤリスクロス(トヨタ)
  • 2位:ハリアー80(トヨタ)
  • 3位:GRヤリス(トヨタ)
  • 4位:プラド 150 後期(トヨタ)
  • 5位:ヤリス(トヨタ)

 1位は「ヤリスクロス」(関連記事)。2020年8月に発売、ヤリス(関連記事)をベースに小型SUVスタイルとしたバリエーション追加モデルです。

ヤリスクロス
ヤリスクロス(画像:トヨタ自動車)

 ヤリスシリーズは3位にホットグレードの「GRヤリス」(関連記事)、5位に「ヤリス」(通常モデル)もランクインしました。ヤリスシリーズは2021年7月現在、日本で最も新車販売数が多い車種ブランド(出典:日本自動車販売協会連合会 車種ブランド別新車販売ランキング)。オーナー増とともにアフターパーツなども増え、ネットオークションでそれを探す人も増えた結果のようです。

GRヤリス
ホットグレードのGRヤリス(画像:トヨタ自動車)

 2位のハリアーも2020年6月に新型が登場(関連記事)。「80」は型式名を示す「80系」の検索用文字列でしょう。ヤリスと同じく新車を買って納車されたオーナー、購入希望者の増加とともにネットオークションでも需要が高まったと思われます。

ハリアー
ハリアー(画像:トヨタ自動車)

バイク部門:ハンターカブが人気、また「FX」「CB400FOUR」などの旧車需要も

 バイク部門は、クルマ部門と同様に新車販売が好調な、ホンダ「ハンターカブ CT125」(関連記事)、カワサキ「Ninja ZX-25R」(関連記事)といった注目の新型車がランクインしました。

ハンターカブ
ハンターカブ(画像:ホンダ)
  • 1位:ハンターカブ ct125(ホンダ)
  • 2位:カブ110(ホンダ)
  • 3位:z400fx(カワサキ)
  • 4位:zx25r(カワサキ)
  • 5位:nc36(ホンダ)
(小文字表記は公開資料ママ。記事内では修正)

 ハンターカブ、クロスカブ、通常のスーパーカブをはじめ、スーパーカブシリーズはカスタムパーツが豊富にあり、車種単体だけでなく、シートやキャリアといったカスタムパーツも多く取引されたと同社は分析しています。

 Ninja ZX-25Rも、250ccクラスのスポーツバイクとして久々となる「ニーハンマルチ」を復活させた“ブン回る”4気筒エンジンを搭載した注目モデル。スポ−ツバイクファンから熱い注目を集めました。

ZX-25R
Ninja ZX-25R(画像:川崎重工業)

 一方、バイク部門は「旧車」の需要増も見逃せません。

 3位の「Z400FX」は1979年に登場した旧型車。しかし今なお熱狂的な人気がある車種の1つです。このFXのほか、大型車も含めた旧型のカワサキ「Z」シリーズ全般で車体もパーツも既に希少なことが相まって需要、そして価格帯も高騰しています。「旧車ブーム」の高まりは検索ワードランキングからも感じます。

 5位の「NC36」は、1997年に登場した「CB400FOUR」の型式名と思われます。

 CB400FOURは、漫画「特攻の拓」など多くの作品に登場し“ヨンフォア”の愛称で知られる1974年登場「ドリーム CB400FOUR(CB400F)」(関連記事)の知名度が高いですが、再登場した90年代のCB400FOURもグッと注目され、需要が急増したことが伺えます。

ヨンフォア
1997年発売の「CB400FOUR」(画像:ホンダ)

 皆さんはどんな車種/パーツをネットオークションで検索しましたか?

大泉勝彦

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