大腸がんのため死去した元プロ野球選手・大島康徳さんの妻が7月6日にブログを更新。大島さんの遺影を公開し、法名の一部に「照」の文字を入れたことを明かしています。
大島さんは6月30日、肝臓や肺への転移を伴うステージ4の大腸がんのため70歳で死去。4日に親族らによって密葬が執り行われ、5日には妻がブログで「命には必ず終わりがある。自分にもいつかその時は訪れる。その時が俺の寿命。それが俺に与えられた運命。病気に負けたんじゃない。俺の寿命を生ききったということだ」と大島さんが2021年の春ごろに記した言葉を掲載していました(関連記事)。
妻はこの日、「遺影をご紹介するのはどうなのか、と悩みましたが…」と葛藤しながらも、大島さんが晴れやかな笑顔を浮かべた1枚を公開。「私たち家族は、今 この楽しそうな笑い声が聞こえてくるかのような、この主人の笑顔に救われています。つられて笑っています」と大島さんが残してくれた笑顔が心の支えになっていることを明かし、「ですので、読者の皆様にもこの笑顔をお届けしたくて」と遺影公開までのいきさつをつづっています。
また妻は、法名に入れる漢字一文字を決めるきっかけになった大島さんの遺品を写真付きで紹介。日本ハムファイターズの監督就任時に記念品として作ったガラス製の青いペン立てだそうで、「監督は目立たなくていい。俺は、選手一人一人を輝かせてあげられるそういう監督でありたい」という大島さんの思いが込められた一品とのこと。その思いをお坊さんに伝えたところ、「『人を照らす光 それを与えられる人でありたい、ということですね』というありがたいお言葉をいただきまして」と“照”の一文字に決まったといいます。
最後には、「皆様、たくさんの主人へのメッセージ本当に本当にありがとうございます」と感謝の言葉も。ファンからは、「最高の笑顔ですね。見ているこちらまで笑顔になります」「素敵なメッセージに胸がいっぱいになりました」「照れつつも、選手たちを照らすように支える、ピッタリな言葉ですね」「遺影も法名も大島さんらしくて感心しました 流石ママちゃんです」など1600件を超えるコメントが寄せられました。
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