米メジャーリーグや「シアトル・マリナーズ」の公式Instagramが日本時間の11日に更新。遠征でマリナーズの本拠地であるシアトルの「T-モバイル・パーク」を訪れていた「ロサンゼルス・エンゼルス」の大谷翔平選手と、マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチローさんの2ショット写真が公開されています。
イチローさんは愛工大名電高校を卒業後、1991年にドラフト4位でオリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)に入団。当時の仰木彬監督に抜てきされて一番打者に定着後、122試合目には日本プロ野球史上初となるシーズン200安打の偉業を達成。
2000年には日本人初のポスティングシステムでマリナーズへ移籍。日本人野手初のメジャーリーガーとなり、2016年8月7日にメジャーリーグ通算3000安打、2018年4月22日には日米通算4367安打など、日本が誇る「安打製造機」として数々の伝説を残しました。
一方の大谷選手は、投手と野手のリアル二刀流選手として、両リーグトップの33本塁打、投手としても4勝、オールスターゲームでは投打で選出されるなど、今シーズン最もメジャーリーグを沸かせている選手です。
野球界を代表する2人が、このたびシアトルで再会。チームの練習に付き合って右翼を守備していたイチローさんのもとに、大谷選手が駆け寄って握手し、約3分間談笑。2人で記念写真に収まるなど、終始和やかな雰囲気に包まれていました。マリナーズ公式Instagramは「Game recognize game(一流は一流を知る)」、MLB公式Twitterでは「Legendary.(伝説)」に日本の国旗も入れて投稿。異国の地で「生きる伝説」と化した2人の業績をたたえています。
2人の写真を見た野球ファンも「この写真は永久保存やろ!!」「一度で良いから、投手大谷VS打者イチローを見たかったなぁ」「最高の一番と最強の二番」と、日本人歴代最強のトップバッターと今をときめくリアル二刀流の対面に興奮を隠しきれない様子でした。
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これがイチローさんの頭の中か。