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小1で初めて渡れたうんてい、うれしくて友達に見てもらおうと思ったら→ファスナーがあごに“刺さった”【学校で事故った体験談】(1/2 ページ)

刺さる……?

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 「学校は机に座って勉強するだけの場所ではない」とよく言われますが、それゆえにさまざまな事故やトラブルも起こりうるもの。ねとらぼ読者からそんな体験談を伺う本企画、今回は「初めてうんていが渡れたとき、興奮して……」というお話を伺いました。あまり高くなくても、落下するとなあ……。

うんていでファスナーが“刺さる”

 小学生のころ、校庭で遊んでいるときにベストのファスナーがあごに“刺さって”、数針縫ったことがあります。

―― ファスナーが“刺さる”って珍しい表現ですが、痛そうですね……。

 当時、私は海外の学校に通っていて。そこの校庭に設置されたうんていの横側には、支え棒みたいなものが付いていました。他の公園などでは全く見たことがないので、たぶん、あそこの学校独自のものだと思います。

 小学1年生のある日、私はそのうんていを支え棒を伝わずに渡ることに成功して、興奮していました。

―― われわれがよく知っている、横向きのバーを順番につかんでいくあの進み方ですね。

 それで、うんていにぶら下がりながら「私が渡るとこを見て!」と仲良しだった友達のほうをくるっと向いたところ……次のバーに手が届かなくて、そのまま落下。どうやらお尻から落ちた衝撃で上のほうまで閉めていたベストのファスナーにあごが勢いよく接触したらしく、皮膚が切れてしまって出血。

 大泣きする私、うろたえる友達、駆け付ける監視員さん、とてんやわんやの事態。その後、友達とのランチを楽しんでいた母親に連絡がいって、その車で私は病院へ。傷口を麻酔なしで数針縫ってもらうことになりました。

―― 麻酔なしって痛くなかったですか……?

 ファスナーが“刺さって”できた傷なので範囲は狭かったですし、それよりもみんなと一緒にお昼ご飯が食べられなかったことや、親のランチを邪魔してしまったことのショックのほうが印象に残っていますね。

 抜糸は約1週間後。あれから10年以上がたって傷口もふさがっているのですが、なぜかそこから毛が生えるようになりまして。気になるので抜いていたら、立派な太く濃い毛がにょきっと生えてくるようになりました。女としてはツラいところです。

 実は私は幼稚園児のときにも、公園の滑り棒(つかまってスルーンと下に降りる)で落下して歯を折った覚えがあるので、あのころは遊具の遊び方がなっていなかったな、と思います。

 今でもたまに、公園でちびっ子を自由に遊ばせながら談笑したりスマホをチェックしたりしている大人を見掛けると、「自分がケガをしたあのとき、もしも大人の目がなくて発見してもらえなかったら……」と怖くなりますね。

本企画では取材させていただける読者の方を募集しています

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