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近ごろ、「エアコンはつけっぱなしの方が電気代がお得」説をよく耳にします。運転開始直後の消費電力が最も大きいため、小まめにオンオフするよりも電気代が安くなるのでは、という考えです。でも、これって本当なの?
ギャルちゃんとJKちゃんの2人がお金にまつわる情報を紹介する漫画連載。今回のテーマは夏のエアコン事情です。
ギャルちゃんは「つけっぱ派」。いちいち切り替えるのは手間ですし、ちょっとした外出から帰ってきたときに、部屋が涼しい状態だとうれしいですよね。そのうえで電気代も安くなるなら最高ですが……。
一方のJKちゃんは「こまめに切りたい派」。“なんか無駄な気がする”という感覚も確かに分かります。はたして正しいのはどちらなのか?
実はこれ、2人とも間違ってはいないのです。ダイキンの調査によると、一般的に「昼はつけっぱなし」「夜はこまめにオンオフ」の方が電気代は安くなる傾向にあるようです。
ポイントは外気温と設定温度の差。屋外の温度が暑く、部屋を冷やすためにたくさん電力を消費する昼間は「つけっぱなし」の方がお得。逆に夕方以降は外気も涼しいため、運転開始直後の消費電力が比較的すくなくなるわけです。なるほどねー!
まだまだ夏は続きます。くれぐれも熱中症にならないよう、賢くエアコンを使って暑い季節を乗り切りましょう。
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