娘の発表会のビデオ撮影に失敗、落ち込むも…… 夫のさりげない言葉に救われた漫画に「素敵」「優しい」の声（1/2 ページ）

その場しのぎじゃない、普段から愛情が感じられる言葉。

[谷町邦子，ねとらぼ]

　失敗して落ち込んだとき、夫にかけてもらった言葉で救われたという漫画に注目が集まっています。漫画の作者は、主婦のなりたりえ(@rienarita)　さん。

うまくいかなかったビデオ撮り。娘も不満げで、申し訳なさに落ち込んでしまいますが……

　娘の幼稚園の音楽発表会で、ビデオを撮ったなりたさん。しかし、取れた映像を見てみると、他の保護者のいくつもの後ろ頭から娘の姿がのぞく残念な仕上がりに。

どこのご家庭でも苦労するビデオ撮り

　娘からは「見えにくーい」と不評。なりたさんは申し訳ないと落ち込みます。すると、夫が「これは、とってもママらしいビデオだな〜」と言いました。

娘さんにとっては晴れ舞台。不満を持つのも致し方ないことなのかもしれません

　そして、娘に言います。「ママは控えめな性格だから、こういう時は遠慮して、前の方に行けないんだよ！　でも、それはママのいいところでもあるんだよ！」。これには娘もなんだか納得した様子。夫の物事の受け止め方と言葉に救われたなりたさんでした。

単に「せっかく撮ってもらったのに文句言うな」というより、ずっと愛が伝わりますね

　漫画には「素敵」「優しい」と、なりたさんの夫を称える声が多数寄せられていました。中には「旦那様心からそう思っていらっしゃいますよね」「子どもたちの前で好きって言ってくれるのとても嬉しいですね」など、夫の日頃からの深い愛情を感じている人も。

　さらに、夫のフォローに関して「人をかき分けてまで撮影しようとしない上品なお母さん」という声も。確かに良いポジションを奪い合うような状況で、きれいな映像を撮ることにこだわりすぎると、誰かを押しのけることになってしまうのかもしれません。

　また、男性と思しきアカウントからは、「素晴らしいです　僕も見習います」「僕だったらこどもに、ママ視点だとこうだからもっと前に出て！アピールして！！って言っちゃいそう」といったコメントが寄せられていました。

　なりたさんは、4歳と6歳の娘を育てながら、日常のなにげない出来事や育児について絵日記を描き、投稿しています。

作品提供：なりたりえ(@rienarita)