「ぷよぷよで円周率を求めました」謎タイトルの動画が見て納得 大連鎖の果てに現れる「π=3.141592〜」(1/2 ページ)
連鎖で消えたあとの配列まで想定して積むとか、常人の理解の範囲外。
「ぷよぷよで円周率を求めました!」――。一見すると意味不明な動画を再生してみたら、本当にタイトル通りの内容でした。大量のぷよが連鎖で消えた末に、円周率の数値「3.14〜」を描き出すとは!
JeSU公認プロゲーマーのやなせ(@yanase24a)さんが何度もプレイして作った連鎖シーンを、36画面構成で作った動画。完成画面は4列・2行に見えるようになっており、下半分は逆さにして、ぷよが上下から降ってくるように見せています。
ぷよの配列は最初こそ乱雑に見えますが、連鎖で消えるうちに色数が減って「π(パイ)=」の形に。その問いに答えるかのように「3.1414926535897...」へと姿を変えました。この複雑な形を構成する技量もさることながら、演出も巧みで感心するしかない。
YouTubeで公開した解説動画では、完成画面から逆算し、どのように連鎖を構成していったかを丁寧に説明。過去作に比べ、少ない画面数で洗練した仕上がりになったという今回の作品は、総制作時間40時間にも及んだといいます。
この神業にはTwitter上で「天才」「連鎖を組むだけで難しいのに、次元が違う」「3.14と出るのかなと思ったら想像以上に桁数が多くてびっくり」などと多数の賛辞が寄せられました。
やなせさんはこれまで多数の“ぷよアート”動画(関連記事1/2)を制作しており、YouTubeには制作過程の動画も公開。たびたび言われる「頭の中どうなってるの?」との声に応えて、「頭の中」と称したメイキングも公開しています。高度すぎて再現するのは難しそうですが。
動画提供:やなせ(@yanase24a)さん
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略してぷよプラ。