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AIサービスの開発を手掛けるラディウス・ファイブが、写真からアニメ用の美術背景を生成するサービス「Anime Art Painter(アニメ アート ペインター)」を7月29日に公開しました。
Anime Art Painterは、制作工数が逼迫するアニメ業界での活用を目的としたAIサービス。アニメの背景を描く人材の不足や背景が完成していないため制作スケジュールを調整せざるを得ないといったアニメ制作の課題を解決するために開発されました。
同サービスにアップロードした画像をアニメ背景に変換する時間は約30秒。1枚の画像から、水彩調やベタ塗りに近いアニメ調の背景2種と、エッジを強調するようなフィルター処理をかけた背景を2種生成し、合計4種のアニメ調背景を提供します。生成した画像は全てダウロード可能です。
アニメ背景を生成し、仕上がりを確認する過程までは無料で利用可能で、この場合はアニメ背景にウォーターマーク(透かし)が入っています。ウォーターマークが入っていないアニメ背景をダウンロードするには、エントリープランでは1枚480円、加入時にクレジットが付与されるサブスクリプションの各プランでは1枚10クレジットが必要です。
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