ワークスペースのシェアリングサービス「テレスペ」に、“締切に追い込まれた方”専用個室プランが登場しました。机と椅子と電源とWi-Fiしかない環境をお手頃価格で提供し、「1日でなんとかしたいとき」を強力にサポートします。
同社のテレワーク個室サービスは、オンライン会議、Web面接などの利用が多く、1時間単位での利用が進んでいます。しかし、1時間を前提とした時間貸しでは、料金相場は1時間1100円前後と、長時間利用には不向きです。
そこで、同社は個室を14時間提供するプランを設定。やってしまった人が丸一日だけ本気を出せば取り戻せる希望と環境を、1時間あたり330円の低価格で提供します。
「締切に追い込まれた“方”」向けのプランでは、テレビも、Netflixも、漫画も、猫も、パートナーも、子どもも、お酒も、ゲームも一切ない環境が提供されます。あるのは、椅子と机と、電源とWi-Fiだけです。
自分を缶詰状態にしたいときによくホテルが利用されますが、同社は「ホテルは確かに快適ですが、シャワーを浴びてビールを1缶だけ飲んで、1時間だけベッドで休むと、おそらく3時間は経っています。だからこそ締め切りに追われているのではないでしょうか」とその欠点を指摘します。同社のプランでは、誘惑が極力排除されているため、14時間自分を追い込むことができます。なお、飲食物の持ち込みが可能で、レッドブルやスニッカーズなどは各自で持ち込んでほしいとのことです。
また、「締切に追い込まれた“方々”」向けのプランも。2人での作業を想定したプランで、部屋の料金は1.5倍の1時間495円です。
さらに、「締切に追い込まれた“チーム”」向けのプランも設定。もう在宅ワークなどと言っていられない状況に追い詰められ、1カ所に集まって14時間走りたいという人向けのスペースです。6人程度のチームが利用可能で、料金は3倍の1時間990円。こちらの部屋は飲酒OKとなっているので十分にご注意ください。
予約は「テレスペ」から行います。当日直前でも予約可能ですが、1時間でも他の予約が入っていると14時間の予約はできなくなるので、締切に間に合わないのが判明した時点での予約が推奨されています。
なお、各種プレスによる体験取材も受け付けています。締め切りに追われたライター、締め切りに追われた編集チームのほか、ネタに尽きたYoutuberさんもどうぞ、とのこと。
(高橋ホイコ)
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