「もはや熱帯」と言われるほど蒸し暑い日本の夏。もしも誰かが目の前で体調を崩したら、あなたは助けられるでしょうか。謎生物農家つちのこきづち(@kizuchi613)さんによる実録漫画「熱中症の人を助けた話」がもしもの時に役立ちそうです。
ある日、つちのこきづちさんが外を歩いていると、地面にへたり込むおじいさんを遠目に見かけました。心配する視線を察したのか、「平気だ」と言うように笑顔を作るおじいさんでしたが、立ち上がった瞬間にまたへたり込んでしまいます。
危険と判断したつちのこきづちさんは「救急車呼びますね!!」と声をかけながらおじいさんの元へ向かいます。おじいさんは「大丈夫だよ〜 ちょっと立てなくなっただけだから…」と答えますが、“大丈夫と答える人の多くは大丈夫じゃない”という考えから、つちのこきづちさんはすぐに119番へ連絡したのでした。
こうして無事に救急車が到着し、おじいさんは搬送されていきました。おじいさんが倒れた場所は日陰が少なく、飲み物を買えるような自販機やコンビニも近くに無かったそうです。つちのこきづちさんが見つけなければもしかしたら……と怖い想像をしてしまいます。
熱中症は命にかかわる身近な症状です。目の前で誰かが体調を崩したり、倒れたりしても迷わず対応できるよう、ケアの方法や救急車のスムーズな呼び方を覚えておきたいですね。
漫画には「こういう時冷静に電話できるの素晴らしいですね!事前に聞かれる内容がだいたい分かっていれば、通報もしやすそう」「つちのこの人助け…! 素敵です! 咄嗟に判断して動いたきづちさんに惜しみない拍手を!!」「よく行動しました、とても大切なことですぞ。もしかしたらがあるから行動が大切」など、つちのこきづちさんの行動を称賛するコメントが寄せられています。
作品提供:謎生物農家つちのこきづち(@kizuchi613)さん
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