「新世紀エヴァンゲリオン」はテレビアニメ版放送当時に社会現象を起こしたと言うけれど、具体的には何が起きたの? 子どもの質問に困惑するお父さんの漫画が悩ましいです。えーっと……「子どもも大人も1つのアニメにドハマリした」とかじゃダメ?
「えむふじん」さんが夫の「えむし」と3人の子どもの暮らしを漫画でつづるブログ「えむふじんがあらわれた」のエピソード。話のきっかけは、娘さんがテレビで聞いた「残酷な天使のテーゼ」でした。
それがエヴァの主題歌と聞いて、娘さんは「エヴァンゲリオンって『しゃかいげんしょー』になったんやろ? 『鬼滅』よりすごかった?」と質問。「いろんな人の人生を変えたのはエヴァかも」というお父さんの答えに、「さすがしゃかいげんしょーって感じやな!」と感嘆します。
そこでふと浮かんだのが、件の素朴な疑問「しゃかいげんしょーになってナニが起きたん?」。お父さんは一瞬言葉を詰まらせながら、「大人もみんな……エヴァの話とかしてた……?」と、どうにか答えを絞り出します。
それでも「じゃあしゃかいげんしょー全体はどうなってたん?」と、娘さんの問いは止まりません。お父さんは具体的な答えを導き出せずに押し黙り、「もしかして『しゃかいげんしょー』がいったいナニか分かってない?」と、追い込まれてしまいます。
かくして、お父さんは「よく知らず言葉を使ってました。勉強します……」と猛省するのでした。なお、えむふじんさんによると、えむしは「普段アニメを見ないような子がエヴァは知っていたり、知り合いの建築家さんが第三新東京市のジオフロントの仕組みを熱く語っていたり、解説本もたくさん出ていたのを見て『これは社会現象!』と感じた」と語っていたとのこと。「社会現象」の正体は、「人々が当時感じた“熱気”」なのかもしれませんね。
出典:ライブドアブログ
作品提供:えむしとえむふじん(@mshimfujin)さん
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