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三省堂書店、神保町本店ビルを2022年4月で解体・建て替えへ 新ビルは2025〜2026年竣工予定(1/2 ページ)
“本の街の顔”として40年に渡って読書家たちから親しまれていました。
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三省堂書店は9月2日、東京・神保町にある本店および本社ビルについて、2022年3月下旬に営業を終了し、建物の建て替えを行うことを決定したと発表しました。
現社屋は1981年3月に創業100周年記念事業として竣工。「神保町本店」として多くの読書人たちに長らく親しまれてきましたが、建設から40年が経過し、建物設備の老朽化が進んだことから今回の建て替えを決定したとのこと。
今後のスケジュールとしては、2022年3月下旬に神保町本店の営業を終了したのち、同年4月より解体を開始。新たなビルについては、本の街・神田神保町にふさわしく、多くの人に愛される“新・神保町本店”を目指し、2025年から2026年ごろに竣工予定としています。工事期間中の仮店舗については現在検討中とのこと。
神保町にある書店の中でも特に大きく、また歴史も長かったことから、多くの本好きに愛されてきた同店。Twitterでは「長い間お世話になりました」「とても思い出深い場所です」など、感謝やこれまでの思い出をつづる声が多く寄せられていました。
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