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自宅療養者にポカリスエットを提供 「神対応」「太っ腹」と称賛の大塚製薬の取り組み、経緯を聞いた(1/2 ページ)
自宅でのセルフケアを余儀なくされている人に、置き配でポカリを届ける取り組み。
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「ご自宅で水分補給を必要とされる方々に、ポカリスエットをお送りします」――大塚製薬が自宅療養者にポカリスエットを提供すると発表し、「神対応」「太っ腹」と反響を呼んでいます。実施の経緯などについて聞きました。
この取り組みは「ポカリスエット900ml」12本、「ポカリスエット アイススラリー100g」36個を自宅療養者に置き配で届けるというもの。9月6〜17日の8〜15時まで専用サイトから募集を行っています(1日の規定量を超える申し込みがあった場合は抽選)。
大塚製薬に問い合わせたところ、実際の申込数は非公表としつつも、「SNS中心に反響があり、多くのお申込みをいただいております」とのこと。なお申込数の上限などは非公開としています。
同社はヘルスケア関連企業として全国の自治体と包括連携協定を締結し、災害時などに支援活動を行っています。しかし今回の取り組みは協定によるものではなく、自治体関係者の負担が大きくなっている現状を受けて「大塚製薬としてご自宅でのセルフケアを余儀なくされている方に直接ご支援できる方法を模索した結果、今回の取組みに至りました」と説明しています。
「また、発汗時の水分・電解質補給に適した製品としてポカリスエットを選択しました」(大塚製薬)
取り組みを告知するツイートには、「ポカリスエットは飲む点滴だと思っております」「必要な方へ届くといいですね」「何て素敵なお声がけ」「一企業がこんなことやるなんてすごい」など称賛の声が多く寄せられています。
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