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リブレのWeb雑誌「クロフネ」、連載作品での無断トレースに謝罪 当該作家の作品を配信停止(1/2 ページ)

Webコミック「クロフネ」連載の『推しのアイドルはファンサ下手』で無断トレース、模倣などがあったとしています。

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 リブレのWebコミック誌「クロフネ」は、同誌連載作品で他の作品の無断トレースなどが行われていたとして謝罪し、配信停止の措置を行ったと発表しました。

 問題となっているのは神崎まるさんの『推しのアイドルはファンサ下手』。同作で、森下suuさん、やまもり三香さんの作品(『ゆびさきと恋々』『うるわしの宵の月』)からのトレース、模倣などが多数確認され、神崎さんも事実を認めたとしています。

 リブレは9月7日から、同社の神崎さん作品を全て配信停止し、今後の更新も停止に。クロフネ編集部では現在、他の作家の作品からのトレース等の有無を調査中としています。

 「編集部は絵柄のトレース・模倣等を見落とし神崎氏に指摘できなかったことを深く自戒するとともに、今後は二度とこのような事が起こらぬ様、編集部をあげて一層努力して参ります」(クロフネ編集部)

 神崎さんは自身のTwitterで謝罪文を掲出。「本当に恥ずべきことなのですが、当時の私は自分の行為を、模倣ではなく参考であるという誤った認識をしておりました」「創作に対する認識の甘さのために、このような過ちをおかしてしまい、大変申し訳なく、恥じ入るばかりです」と述べています。

 森下さん、やまもりさんのマネジメント会社スピカワークスは、クロフネ編集部と神崎さんに厳重抗議した結果、謝罪があったと経緯を報告。作品を作り上げるのには大変な労力がかかるとして、「成果物だけトレースするなどして無断で使われることがいかに漫画家の先生方にとって辛いことか、ご理解いただければ幸いです」と述べています。

 森下さんとやまもりさんも「漫画家にとって、独自の絵柄、大切に描いたキャラクター達は特別でかけがえのない財産です。今回このような事が起こり、本当に無念で悔しくて仕方がありません」とコメントを寄せています。

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