文具メーカーのサクラクレパスがTwitter上で公開した1枚の写真が、「デカい」「人が小さくなったのかと思った」と話題になっています。
話題になっているのは、サクラクレパス【公式】(@1921_SAKURA)が、「3度見した… #おわかりいただけるだろうか」というコメントと共に投稿した写真。巨大すぎるシャープペンシルを肩に担いでノートに文字を書く女性が写っています。え、ちょっと、ペンが大きすぎない……?
この縮尺が狂ったような写真はTwitter上で1万RTされ、ネット民に困惑と驚愕を巻き起こしました。投稿に対しては、「それは筆記具というにはあまりにも大きすぎた」と漫画『ベルセルク』にちなんだコメントや、「人が小さくなったのかと思いました」「ペンは剣よりも強し(物理)」「(ガンダムに登場する)ジム・キャノンっぽい…事務だけに(笑)」「一瞬ロケランに見えたの俺だけ?」といったさまざまな感想が寄せられています。
もはや兵器を連想するレベルの巨大シャープペンシルですが、これで書いている文字が「有給休暇」なのも味わい深く、「好きな漢字がそれなのw」と多くの人がツッコミを入れる事態に。ちなみにちゃんと替え芯も用意されていて、太さは2ミリメートルとなっているそうです。芸が細かい……!
編集部では、サクラクレパスの広報担当者に、巨大シャープペンシルについて話を聞きました。
――なぜこのように巨大なシャープペンシルを作ろうと思ったのでしょうか。
実は、弊社の創業100周年のお祝いでお取引先様よりいただいたものでして、自社制作ではないのです。
――なんと! 自社制作と思っていたので驚きました。では、ペンの使い心地はいかがでしょうか。
ノックもできて、通常のペンと同様に筆記もできます。強いて言うならば、重量があるので腕や肩の負担が大きいぐらいかなと……。
――1万RTされるなどTwitter上で大変話題になっていますが、反響についてどう思いますか。
これほどの反響をいただけると思っていなかったので驚きましたが、それだけ文具が皆さんにとって身近なもので、関心の高いものなのだと改めて実感いたしました。
――この機に読者に伝えたい、サクラクレパスの魅力を教えてください。
サクラクレパスは、2021年で創業100周年を迎えます。クレパスやクーピーといった描画材料のメーカーという印象が強いかと思いますが、水性ゲルインキを世界で初めて開発した会社で、ほかにも名前ペン「マイネーム」や「ピグマ」など何十年も前からさまざまな筆記具を製造・販売している会社なので、そういった一面もこの機会にお伝えできるとうれしいなと思います。
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