片目を失った野良猫を保護した動画がYouTubeで公開されました。保護猫が新たな家で先住猫と仲良くなる過程にほっこりします。
片目を失った状態で発見されたグレー(ブルー)と白のハチワレ猫「Odin(オーディン)」。体は汚れ、熱いアスファルトの上を歩いたため肉球は火傷した状態でした。どのくらいそうして過ごしてきたのかはわからないと、オーディンを引き取った女性は語ります。
女性は「この子を私の家族にするべき」と直感し、保護団体に連絡。オーディンが無事保護されると、動物病院で目の治療をおこない、体調が回復するのを待ってから女性の家に迎えられることになりました。
オーディンは人懐っこい性格で、すぐに心を許し、おなかを見せて甘えきたとのこと。女性はますます「この子は本当に私の子になるべきなんだ」と感じたそうです。それと同時に「最初から野良だったらこんなに人懐こいはずがない」とも……。
何はともあれ、女性の家に無事迎えられたオーディン。女性の家には先住猫「Marvel(マーべル)」がおり、2匹が最初に顔を合わせたときを「少しだけ一触即発な状態だった」と振り返ります。オーディンは最初からマーベルと仲良くなりたい様子だったけれど、マーベルは突然自分のなわばりにやってきたオーディンが何者なのかわからず、戸惑っていたようです。
しかし数週間後、オーディンがマーベルをグルーミングし、マーベルがそれを受け入れているところを発見。「今ではずっとそうやって仲良くしている」と女性は話します。
それから2匹はいつも近くで過ごすようになり、特にオーディンはマーベルと離れたくない様子なんだとか。また、オーディンはとっても遊び好きであることが判明。推定6〜7歳ですが、まるで子猫のようにおもちゃで楽しそうに遊ぶ姿が見せています。
実は先住猫マーベルも元保護猫。女性は「この子たちは正しい場所で正しいときに我が家に来てくれた。オーディンが我が家に来るのは必然だった」とうれしそうに話していました。
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