ラノベみたいな生協の惣菜「小さめな鶏の半身は塩だれに漬けてから焼いている。」が話題 ネーミングの意図を聞いてみた(1/2 ページ)
取り扱っているコープさっぽろに話を聞きました。
コープさっぽろの惣菜が、ラノベみたいな名前だと話題です。例えば「小さめな鶏の半身は塩だれに漬けてから焼いている。」……近年よく見る短文系のやつだ。
ラノベと同様、内容が名前でていねいに説明されている惣菜は、ユニークさからTwitterで広く拡散。ほかにも「手羽元を生姜醤油に漬けた。そして、煮た。」「鶏の骨付きモモ(ハーブ焼)はこれくらいでも良い。」といった商品があると報告され、スレッドをにぎわせました。
この盛り上がりは当のコープさっぽろまで伝わり、公式アカウントが「ラノベみのあるお惣菜が買えるのはコープさっぽろだけ!!」と反応。「小さめな鶏の半身は塩だれに漬けてから焼いている。」を、ラノベの表紙風にデザインしたPOPまで作成しています。仕事が早い!
このようにノリの良いコープさっぽろですが、編集部が話を聞いたところ、意外にも「もともとラノベは全く意識していない」とのこと。商品名を考案している畜産担当バイヤーは、ラノベを全く読んだことがなく、前述のPOPも広報部の仕事だといいます。
では本来の意図はというと、「どんな商品でどんな味か、商品名から想像できるようにしたかった」そうで、つまり「分かりやすさを追求したら結果的にラノベっぽくなった」が真相。近年のラノベも、タイトルでどんな話か想像しやすいように作られていますしね。
現在、コープさっぽろ畜産部の肉系惣菜は、全て同様に命名されており、ほかにも「辛いホルモンがあるので苦手な方はご注意ください。」や「砂肝のガーリックペッパー焼だよ∧(・Θ・)∧」などが販売。お客さんも「笑ってくれています」と、好評とのことでした。
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