予知能力者の恋模様を描く漫画、「エスパー夫婦のなれそめ」が「尊い」「キュンキュンする」と好評です。そんな能力があるのなら、付き合う前から結果が分かっていそうなものですが……?
予知能力者の崎本が好きになった女子は、これまた超能力者だとうわさの綾乃川。「実は俺も能力者なんだ」と打ち明けつつ、話を告白へと持っていきます。能力バトル漫画だったら、今にも戦いが始まりそうなアプローチ。
「予知夢で未来を完全に言い当てられる能力者」だと明かしたうえで、「今朝、綾乃川さんと俺が……付き合う夢を見た」と告げる崎本。ものすごく遠回しではありますが、それは彼なりの告白でした。ただ、能力自体は本当ながら、そんな夢を見たという話はウソ。つまり崎本は、「予知能力で見た未来だから」を名目に、どうにか彼女を納得させようとズルをしたのです。
当の綾乃川は納得したのかしていないのか、「とりあえず一緒に帰ります?」と誘います。その素朴な反応に崎本が罪悪感を抱いたそのとき、彼女は「未来と過去を行き来できる能力者」だと告白。昼休みもヒマだからと、未来を訪ねていたというのです。予知能力よりそっちのがすごくない?
そのとき見た自分は、崎本と一緒にはいなかったけれど、こうなればいいなと思っていた――。綾乃川からのまさかの告白に、崎本の顔は真っ赤。2人は、能力では見えていなかった、思いも寄らぬ幸せに歓喜するのでした。
「2人ともかわいすぎる」「お互い能力が完璧じゃないのが良い」「能力者が能力を使わずに恋を成就させるの……いい……」などと好評を博したこの漫画。作者の森下suu(@morisita_suu)さんは、ネーム担当のマキロさんと作画担当のなちやんさんによる漫画家ユニットで、講談社の『デザート』に『ゆびさきと恋々』を連載中です。
作品提供:森下suu(@morisita_suu)さん
関連記事
- 未来を予知してフラグをへし折る! 予知能力ツンデレ少女のラブコメ漫画がキュンキュンくる
恋する乙女は予知する内容も乙女。 - 「私たちカップルなので!」 幼なじみと“カップル割”で映画を見に行く漫画の初々しさにニヤニヤが止まらない
初々しい2人の反応が尊い。 - 「学校に炎を操る能力者がいるとは…」「おまえは風を操る能力者か…」→カレー作りがはかどる 平和過ぎる特殊能力学園マンガ
争わない特殊能力の使い方 - 男子に「私を好きになる」と命じた結果…… 超能力少女の恋を描いた漫画がまさかの終わりを迎える
超能力使えるようになったら、何がしたい?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.