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「徹夜はやめとけ」「寝たほうが良い」とよく言われますが、なぜなのか。それを考えるために、ねとらぼ読者から「限界まで徹夜でしてアカンことになった体験談」を聞いてみようという連載企画。今回は「36時間勤務を2週間続けたとき」のお話を伺いました。
1日半働く→4時間休む→1日半働く→4時間休む……
以前、36時間勤務(その後4時間休憩して、また36時間勤務をする)が2週間続いたことがあります。
―― すさまじい労働時間になると思うのですが、どうしてそんなことに?
IT関係の下請け案件だったのですが、終業前に修正依頼が来て、修正して返して、帰ろうと思ったらまた修正依頼が来て……というループが続きました。
4時間の休憩時には1時間かけて帰宅してシャワーを浴びて、可能ならば仮眠。そしてまた出勤する、という感じでした。ちなみに10時〜19時が定時で、それ以外の就労時間はサビ残扱いです。
そんな長時間労働が2週間続いたある日、「ようやく帰れる」と家路に着いたら、なぜか海に着いていて。「ここどこだ?」「なんでこんなところにいるんだ?」と戸惑いました。
―― ……もしかして、逆方向の電車に乗ったまま寝てしまったとか?
しかも、普段とは別の電車に乗ってしまったようでした。
―― もはや何一つ合ってないじゃないですか。
その後、携帯を見たら着信履歴がハンパないことになっていて。まずは会社に連絡して、お休みをもらいました(ブラック企業でしたが、さすがに入水されたら困るとでも思われたのでしょうか……)。
それから、会社勤めを辞めました。今はフリーランスとして活動しています。
本企画では取材させていただける読者の方を募集しています
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