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初代PSソフト3289本をコンプしたコレクターに祝福の声 バカゲーに魅せられて奔走した10年の苦労を聞いた(1/2 ページ)

記念すべきラストピースは「ザ・マスターズファイター」。

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 初代PlayStationソフト3289本(※)をコンプリートしたコレクターに、大勢から祝福の声が寄せられています。ケースがずらっと並ぶ様が壮観で、棚を眺めるだけで楽しめそう。

Wikipediaに掲載されている国内タイトル。廉価版等のバージョン違いや、非売品は含まれていない

PS1 棚の並びが気持ち良い……! これでもほんの一部でしかないのだからすごい(画像提供:灼栗さん)
PS1 整理中の状態。棚に並べ直す作業も楽しそう(画像提供:灼栗さん)
PS1 最後の1本は伝説の「ザマス」こと「ザ・マスターズファイター」(1997年/シネマサプライ)。どのような伝説があるのかは、既視感に満ちあふれたキャラデザからお察しください(画像提供:灼栗さん)

 念願を果たしたのは、Twitterユーザーの灼栗(しゃっくり/@heat_maroon)さん。バカゲー紹介動画で知った「LSD」(1998年/アスミック・エース エンタテインメント)に衝撃を受け、ほかにどんな珍品があるのだろうかと興味を抱き、10年ほど前から収集を始めたといいます。

PS1 長い旅を始めるきっかけとなった「LSD」。ビデオドラッグめいた味わいの“ドリーム・エミュレーター”です(プレイステーション オフィシャルサイトより)

 最初は生活圏内にある中古ショップ数軒を巡っていましたが、やがてそれだけでは足りなくなり、隣県にも足を伸ばすように。レアタイトルを探して東京まで遠征したものの、結局目当てのものは見つからず手ぶらで帰るはめになるなど、苦い思い出もあったそうです。

 ネットも駆使して買い集め、コンプまでに使った金額は「ちょっといい新車が買えるほど」。「夕闇通り探険隊」や「ちっぽけラルフの大冒険」など、一部のタイトルは1本だけで4〜5万円かかっているとのことです。

 長年の苦労を経て、灼栗さんは最後の1本「ザ・マスターズファイター」をネットオークションで入手し、Twitterでコンプリートを報告。いろいろと悪名高き作品ゆえ、「よりによって最後それかよ」などと笑いを誘いつつ、多くの祝福に迎えられました。

 これからは集めたゲームでゆっくり遊んでいこうと語る灼栗さん。これを機会にゲーム配信用のYouTubeチャンネルを開設し、ゲームの発売日順に配信する計画も立てています。

協力:灼栗(しゃっくり/@heat_maroon)さん


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