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「お金にならない対応は適当に流して」が納得できず…… スマホ販売員が“誠意”と“利益”の間で悩む漫画が感動呼ぶ(1/2 ページ)

果たして目先の売上のことだけで良いのでしょうか。

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 誠意をもって対応することに悩む店員さんの漫画が、読者の感動と共感を呼んでいます。自分がやりたいことと会社が求めることとの食い違いに、店員さんの苦労が垣間見えます。

販売業 携帯電話 誠意
丁寧な対応は売り上げにならないと叱られ……

 携帯電話の販売店で働く青木さんは、毎日さまざまなお客さんに対応しています。時には怒鳴るクレーム客に心から謝罪しても、「誠意」を要求されたりすることも。上司からは接客時間の長さに対して売上が悪いことを叱責され、効率の良い売上げを求められます。

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 客が求める「誠意」、会社が求める利益、そして自分が考える接客。それぞれの狭間に立って迷っていたとき、機種変更を希望するおじいちゃんの担当をすることになりました。

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 孫の写真を送ってもらいたくて3日前にスマホに変えたばかりのおじいちゃん。しかし、あまりにも難しいので、前まで使っていた高齢者向けの携帯電話に戻したいと言います。孫を思う気持ちはあるけれども、難しい操作のために諦めようとしているおじいちゃんに、青木さんは機種変更ではなく操作方法を教えることにしました。

販売業 携帯電話 誠意

 上司から売上の悪さを注意されたばかりだけど、お客さんの気持ちを優先した青木さん。上司からはまた責められてしまいますが、それでもあの対応は間違いではないと信じました。

 その後、先ほどのおじいちゃんがおばあちゃんを連れてまた来店しました。クレームかと思いましたが、おばあちゃんの顔はとてもにこやかなもので……その理由は、漫画で確かめてみてください。

販売業 携帯電話 誠意

 モノを売る仕事における「誠意」の難しさに悩む漫画に、「筋が通っていてカッコいい」「とても心が動かされた」など、感動の声が届いています。また、販売業で働く読者から「この板挟みが本当に嫌になるよね」「それでも自分宛てにお礼の手紙もらった時は嬉しかった」など、共感の声が届いています。

 作者はブログ「みれはきほん日本にいない」で夫婦の日常漫画を描いているみれ(@mire_jp)さん。漫画ではオーストラリア・メルボルンでの生活をメインに描いています。

作品提供:みれ(@mire_jp)さん

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