山崎製パン値上げ　食パンで約9％　輸入小麦高騰が原因、2022年1月出荷分から

「ロイヤルブレッド」は約9％の値上げ。

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　山崎製パンは2022年1月1日出荷分から一部のパン製品を平均で7.3％値上げすると発表しました。

「ロイヤルブレッド」は約9％の値上げ（画像は公式サイトより）

　値上げするのは食パンの「ロイヤルブレッド」「超芳醇」「ふんわり食パン」など（平均9％）や、菓子パン「高級つぶあん」「ナイススティック」「ホワイトデニッシュショコラ」「ケーキドーナツ」「ルヴァンバターロール（6個入）」など（平均6.8％）。

　同社は値上げの背景として、輸入小麦の政府売渡価格が2021年4月に5.5％、10月に19％引き上げられたほか、原材料価格、エネルギーコスト、物流費・人件費が総じて高騰している点を上げ、「企業努力によるコスト吸収の限界を超えた大変厳しい状況」があると説明。

　値上げはこれからも高品質で安全・安心な製品を提供するためだとして、消費者に理解を求めたいとしています。

「今後とも積極的に技術革新を推進し、経営の効率化とコスト削減に向けた努力を継続するとともに、お客様に喜ばれる真に価値ある製品とサービスの提供に努めてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」（山崎製パン）