同棲8年のカップル漫画に共感の声 恋人以上夫婦未満のリアルな空気感に「憧れる」「コミュニケーションの大切さが分かる」(1/2 ページ)
付き合いたてにはない円熟味はあるけれど、結婚へのきっかけを掴むのが難しくなる同棲8年。
同棲8年目のカップルを描いた漫画の空気感が、リアルで共感できると話題です。作者は漫画家の日暮キノコ(@higurashikinoko)さん。
高校3年生から10年間付き合っているりつ子と修一。いちおう“親しき仲にも礼儀あり”を弁えてはいるものの、ついオナラをしてしまうような気安さで過ごしている日々。周りから「結婚しないのはどうして?」と聞かれるのにも慣れっこですが、なかなか2人の会話に「結婚」の言葉は出てきません。
りつ子としては結婚したくないわけでもないし、子供も欲しいと思っています。しかし、そもそもの問題がありました。
「まだされてないし……、プロポーズ」
りつ子は修一からのプロポーズを待っているのでした。自宅で友人とそんな話をしていた折、タイミングよく修一が帰宅してきたので、友人を車で送り届けることに。そして帰りの車中、りつ子は修一の機嫌が悪いことに気が付きます。
修一が自分の何に対して怒っているかは分からないものの、機嫌が悪いときにあえて距離を置こうとすることを理解しているりつ子。そんなお互いの距離感を「子供だ」と感じつつも、子供には子供なりの仲直りの仕方があるのだと、彼が寝ている間に炊飯器を開け、あるものを作るのでした──。
8年間の同棲生活で、お互いの性格も距離の置き方も、甘え方も知っているりつ子と修一。そんな2人の仲直りの仕方とは何か、そしてりつ子に届いていなかった修一の不機嫌の理由が何だったのかは、漫画で確認してみてください。
この作品がTwitterに投稿されると、読者から「こういうお互いが思いやりできる関係でありたい」「いろんなとこで分かるわーって言いたくなった」など共感の声が上がったほか、「一緒に生活するには形はどうであれコミュニケーションが必要だとつくづく思わされた」といったコメントが寄せられました。
同作はドラマ化もされた人気作『喰う寝るふたり 住むふたり』の第1話。2021年には全5巻が「新装版」になって登場したほか、10月には2人の結婚後を描いた続編『喰う寝るふたり 住むふたり 続』の第1巻が発売。日暮さんは『続』の冒頭エピソードもTwitter上で公開しており、こちらも反響を呼んでいます。
(C)日暮キノコ/コアミックス
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