愛犬をお空へ見送った女性が体験した、不思議で心あたたまる物語がTwitterで紹介されています。
私とランはいつも一緒
主人公の女性が9歳の頃、1匹の子犬をお迎えしました。「ラン」ちゃんと名付けた子犬は愛嬌たっぷりのかわいい子。お散歩に行ったり、同じ布団で寝たり、いつも一緒に過ごしていました。具合が悪くなると心配してそばにいてくれるやさしい子でした。
ときには盛大にイタズラをして叱られることもあったランちゃん。入学式や卒業式など、人生の節目節目を見守ってくれていました。
大人になった女性のために父親が庭にプレハブの部屋を用意してくれました。しかしエアコンが付いていない夏のプレハブ部屋は、なかなかの暑さ。でもランちゃんは気に入ってくれたようです。涼しくなったら一緒に寝ようね、と約束するのでした。
そんなある日、ランちゃんが乳がんであることを告げられます。ずっと元気だと思っていたけど、ランちゃんはすでに14歳。犬としては高齢であることに気付かされます。
家族全員で介護をしましたが、少ししてお空へ旅立ってしまったランちゃん。ランちゃんと離れ離れになることが考えられなかった女性は、自分のプレハブ部屋のすぐ横の木の近くに埋めてもらいました。
ランちゃんが近くにいてくれる気がして安心感があったという女性。その年の夏に体験した不思議な出来事は、ぜひ漫画を読んで確かめてみてください。
この漫画を描いたのはイラストレーターのじゅん(@kametan_jun)さん。エピソードはフォロワーさんから寄せられたものとのことです。
じゅんさんはTwitterの他、Instagram(@jun8213kame)でも作品を公開中。単行本『こんにちは、いぬです』シリーズや、LINEスタンプも販売中です。
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