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人生いろいろ、ホームの配置もいろいろ 意外とディープな「プラットホーム」の種類(初級編)(1/2 ページ)

いろいろ混ざって「どんどん複雑化」していくのが楽しいですよ〜。

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 列車に乗降するときに使う駅の「プラットホーム」。普段何げなく利用していますが、このプラットホームにもさまざまな種類があります。実はとても複雑+鉄道の工夫満載で面白いのです。

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極端にホーム幅が狭い「島式ホーム」の駅。「黄色い線の内側までお下がりください」って言われても……
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プラットホームは大きく分けて4種類

 プラットホームには、ざっくり分けると「単式」「対向式」「島式」「頭端(とうたん)式」があります。

 「単式ホーム」は線路1本にホーム1つのシンプルスタイルです。プラットホーム1つを1面とし、「1面1線」と表されます。ホームの片方だけに線路があり、多くは地方のローカル鉄道、単線の鉄道で用いられます。

 「対向式ホーム」は単式ホーム2つを向かい合わせたスタイルです。相対式ホームや対面式ホームなどとも呼ばれます。線路2本にホーム2つで「2面2線」、上り線と下り線でそれぞれ1つずつあるイメージです。単線の路線で列車のすれ違いができる駅でも使われます。

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昔は2面2線の「対向式」、現在は1面2線の「島式」に変身した小田急の代々木八幡駅

 「島式ホーム」は2本の線路の間に1つ(1面)のホームがある「1面2線」のスタイル。上から見るとホームが島のように見えるので島式と呼ばれます。面積を広く確保しにくい都市部の駅、高架の駅、地下鉄の駅などでおなじみです。

 「頭端式ホーム」は、行き止まりの線路に対してそれぞれホームがあり、複数のホームの端を同一平面でつなげたスタイルです。上から見ると「くし」のようにホームが並ぶので「くし型ホーム」とも呼ばれます。始発着駅、ターミナル駅で使われます。JR上野駅、南海なんば駅、阪急大阪梅田駅などが有名です。

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頭端式ホームの南海電鉄難波駅
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同じく頭端式ホームのJR鶴見線鶴見駅。真正面から列車を見たい・撮りたいときは頭端式ホームが便利(写真:杉山淳一)

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