朝倉未来、1000万円ストリートファイト批判へ反論 一部挑戦者の大けがに「それくらいの覚悟は持ってきているでしょ」(1/2 ページ)
「ケンカを止める人が一番カッコいい」という持論も。
格闘技イベント「RIZIN」で活躍する、プロ総合格闘家の朝倉未来さんが11月21日にYouTubeで動画を公開。前日20日にABEMAで有料生配信された「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」について、舞台裏の話も含め感想を語っています。
同企画は、オーディションで選ばれた挑戦者が朝倉さんとストリートファイトで戦い、自身が勝利した場合は賞金1000万円を獲得できるというもの。4人の挑戦者の中にはタレント・後藤真希さんの弟で元ダンスボーカルユニット「EE JUMP」の後藤祐樹さん、元「KAT-TUN」の田中聖さんの名前もありましたが、田中さんはケガを理由として企画当日に辞退しています。
戦いは挑戦者全員が各自1分以内に倒されるという結果となり、朝倉さんを“カッコいい”とたたえる視聴者の声が数多く上がりました。しかし朝倉さんは、「これでケンカとかする子が増えても良くない。ケンカはカッコいいことじゃないんで、ここだけは言っておきたい」「ケンカを止める人が一番カッコいい」と同企画を巡る一部反応に持論を披露。
また、“やりすぎでは”といった批判には「格闘技を盛り上げるために一肌脱ぐかという感じでやっているんであって、別に弱い者イジメをしたいわけではない」とした上で、全員がマウスピースを装着していたこと、発泡スチロールでセットを組んでいたこと、床は格闘技用のマットに色をつけて地面っぽく見せていたことなど、安全面に十分配慮していた事実を説明。
朝倉さんは、「まあ、でも結果として(後藤さんは)歯が折れたみたいで、1人目の子(久保田覚さん)も鼻折れたとか。でも、さすがにそれくらいの覚悟は持ってきているでしょって」と、勝負事に手は抜かなかったと断言。
なお、自身も後藤さんの頭に左のひざが当たった時に半月板がずれ、次の試合を止めるようドクターストップがかかったそうですが、それを乗り越えて気合で次の試合も勝利を勝ち取ったと説明しています。
朝倉さんは対戦した3人を、「逆の立場だったらすごいことだと思うよ」と称賛。アフターケアも兼ねて自身のYouTube企画に呼びたいとし、「みんないい人なんだと思うけどね。ホントのワルはこんな1対1のところに出てくるほどカッコよくないですよ」と指摘。当日辞退した田中さんについては、「逃げたっぽいすね。でも賢明な判断だと思うし、それもまたリアルじゃないかな」としています。
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