キター! SUBARU、新型「WRX S4」発表 275馬力の2.4リッター直噴ターボ、“気持ちが高ぶる”楽しさ演出(1/2 ページ)
ブラックパーツで武装したチューニンググレード「STI Sport R」も!
SUBARUは11月25日、高性能スポーツセダンの新型「WRX S4」を発表しました。
WRX S4は、高い走行性能と走る楽しさ、4ドアセダンの実用性を兼ね備えた4WDのスポーツセダン。1990年代に世界ラリー選手権(WRC)を制するために作られたインプレッサWRXを起源とする、「SUBARUのAWD」を象徴する車種です。2021年9月、米国で一足先に初公開され(関連記事)、日本市場向けモデルの登場が待ち望まれていました。
新型の目玉は新開発のパワートレイン。275馬力を発生する2.4リッターボクサー直噴ターボ(DIT:Direct Injection Turbo)エンジンと、高速変速や操作の応答性を高めた8速トランスミッション「スバルパフォーマンストランスミッション」を備え、ドライバーが感じる走る楽しさ、操る楽しさの演出を深めました。
エクステリアやインテリアデザインも「アグレッシブ」をテーマに大きく刷新。立体的で彫りの深い造形でワイド&ローを強調したフロントバンパー、力強く張り出したフェンダーなどで躍動する走りを表現し、コックピットも「座った瞬間に走り出したくなる、気持ちを高める」演出を前面に押し出します。
設定グレードは「GT-H(標準)」「GT-H EX」と、STIチューンを施した上位「STI Sport R」「STI Sport R EX」の4グレードで、全車に360度センシングを実現する運転支援システム「新世代アイサイト」を搭載します。
“EX”は、新世代アイサイトに高精度マップによる高速道路での運転支援領域を拡張した「アイサイト X」を装備。STI Sport Rはブラック/ボルドーイメージで統一し、本革シートやレカロシート(オプション)、高品位のウルトラスエードによる内装、出力特性やサスペンションをよりきめ細かく電子制御してクルマのキャラクターを大きく変える「ドライブモードセレクト」などを備えます。
車体サイズは4670(全長)×1825(幅)×1465(高さ)ミリ、ホイールベースは2675ミリ。重量は約1590キロ(GT-H)。燃費性能はJC08モード値でリッター12.7キロ、WLTCモード値でリッター10.8キロ。ボディーカラーは、セラミックホワイト、アイスシルバー・メタリック、マグネタイトグレー・メタリック、クリスタルブラック・シリカ、イグニッションレッド、ソーラーオレンジ・パール、サファイアブルー・パール、WRブルー・パールの8色を用意します。
価格はGT-GHで400万4000円から、STI Sport Rで438万9000円から。
新型「WRX S4」動画・フォトギャラリー
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