「痛いどころじゃない」 交通事故で内臓破裂→医師に誤診されて生死をさまようレポ漫画が「怖すぎ」だと話題に(1/2 ページ)
大家さんが出てくるまでの登場人物が全員ヤバイ。
交通事故で内臓が破裂した――という恐ろしい経験を描いた漫画「内臓破裂メモリー」が、Twitterで大きな反響を呼んでいます。一歩間違えれば“死”の連続……。
話題を呼んでいるのは作者の桜木きぬ(@kinumanga)さんが、学生時代の実体験を描いた漫画。
早朝、下宿先からバイト先のコンビニに自転車で向かっていた桜木さんは、集合住宅の通路から出てきた新聞配達のバイクと接触してしまいます。その際、乗っていた自転車のハンドルで腹部を強打。これが原因で内臓(肝臓)が破裂してしまったのです。
内臓破裂直後の痛みについて桜木さんは、「全ての意識が腹部に集中してる感じ」と表現。
不規則なリズムで“ゴンゴゴゴン”“ズゴンゴンゴンゴゴ”と押し寄せるソレに「(痛いどころじゃない ヤバイ!!!)」を震えながら、バイクの運転手になんとか救急車を呼んでほしいと伝えますが、バイクの運転手は「救急車ですか!? いります!?」「え〜困ったな! 起きられません?(ケガしてないでしょ??)」となぜか困惑の表情を浮かべます。
当時19歳だった桜木さんは、降り出した雨に打たれながら「(これで死んだら成人できないってことだなぁ)」「(まだ何もしてない…)」と回想し、「(このままでは未練が多すぎて地縛霊になってしまう!)」と想起。必死に「いい人生だったと思おう!」「悔いなし悔いなし!」と自分に言い聞かせます。
地縛霊回避に全力を注いでいたその時、ついに救急車が到着しますが、到着した病院で医師が下した診断は「打撲」。思わず「(え〜そうなの? めっちゃ痛いけどこれ打撲? 大騒ぎしすぎちゃった!? うわ、恥ずかしい〜)」とパニックになる桜木さん。しかし、すぐに動けなかったことから少し休ませてほしいと申し出たところ医師は「え〜置いとくところないんだけどなぁ〜」とちょっと迷惑そうです。
思わず「嘘だろ」と言いたくなる展開の連続に大ピンチを迎えた桜木さんですが、ここでまさかの救世主が登場しました。下宿先の大家さんです。大家さんのお鬼の交渉によりしばらく廊下の隅で休ませてもらえることになったのはよかったものの、桜木さんの体調はどんどん悪化。
意識を失っていると別の医療関係者に「ちょ、この人黄疸すごいよ!? 肝臓おかしいんじゃないの!?」「早く検査して!?」「ヤバイヤバイ!」と気づいてもらえたことにより、肝臓が破裂していたことが判明しました。
激しい痛みと高熱、嘔吐を繰り返しながら絶対安静の状態が続く中、桜木さんを待ち受けていた入院生活とまさかの後遺症とは――。「ひいいいいいい」「一歩間違えればの繰り返しで怖すぎた」と話題の漫画「内臓破裂メモリー」は、自身の子どもに交通事故について注意を促すために描いたとのこと。桜木きぬ(@kinumanga)さんのTwitterアカウントで全ページ読むことができます。
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