子どもによっては、生まれる前の記憶を語ってくれる子もいます。空からパパとママを見ていたというファンタジックなものや、お腹の中にいたときに感じたことのお話が多い中、生まれる前から「あること」を強く願っていた男の子のエピソードがTwitterに投稿されています。
漫画の作者は、4歳の息子・あーくんを育てるにいどゆう(@ineedyou31219)さんです。
ある日、にいどさんがあーくんをのせて自転車で街を走っていたときのこと。子ども園の前を通りがかったとき、「あそこ、あーくんいったことあるね」と教えてくれました。あーくんが2歳のころ、子ども園で開催された交流イベントに参加したことがあったのです。
小さいころの記憶を覚えているあーくんに、にいどさんはおどろきつつ「よく覚えてるね」と褒めます。すると、あーくんはこんなことを言い始めました。「あーくんね、うまれるまえね ままにはやくあいたいなっておもってた」。突然のかわいらしい発言に、にいどさんは「そんなこと急に言われたら…涙ぐんじゃうよー!」と思わず涙目になります。
さらにあーくんは続けます。「あーくん ママのおなかにいたときから… はむすたーかいたいなっておもってたよ!」。突然のハムスター……!
実はにいどさんの家では、あーくんが3歳のときに家にやってきたハムスターのアンちゃんを飼っています。思いがけずあーくんのアンちゃんへの強い思いを聞いたにいどさんは、「そんなに前から……」とツッコんでしまうのでした。あーくん、生まれる前からの願いがかなってよかったね!
子どものお話は、素直な言葉に加え、大人にはびっくりするような展開や発想も魅力。あーくんのお話もたくさん聞きたくなってしまいますね。
にいどゆうさんは、この他にもTwitterよInstagram(ineedyou31219)や、ブログ「ははとこと。」で、あーくんとの日常を描いた漫画を公開中です。
画像提供:にいどゆう(@ineedyou31219)さん
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