東京・天王洲アイルの「PIGMENT TOKYO(ピグモントーキョー)」店内にある、伝統画材がぎっしりつまったディスプレイを収めた写真がTwitterで話題になっています。圧巻の美しさ!
この投稿をしたのはことり(@kosan_055)さん。ことりさんは、FUJIFILM X-T3で撮った美しい写真をたくさん公開しています。
写真には、色鮮やかな小さなビンが無数に並んだ棚が写っています。瓶の中に入っているのは、絵画用の顔料。さまざまな色や種類の顔料が並べられた光景は、まるで1つの美しいグラデーションを見ているかのようです。中には、魔法の粉のようにメタリックな光りを放つものもあります。
このディスプレイが見られる伝統画材ラボ「PIGMENT TOKYO」は、天王洲アイル駅から徒歩3分のところにある画材屋さんです。カラフルな顔料は日本画などに使用するもので、およそ4500色をそろえています。このほかにも、200種類を超える古墨、50種類の膠(にかわ)、熟練の職人技が生み出す繊細な使い心地の筆や刷毛など、洗練された画材を取り扱っています。
ピグモントーキョーでは、この壁に並んだ色とりどりの顔料を使って世界に1つだけの自分だけの絵具を作ったり、色を塗ったりできるワークショップも開催中。絵を描くのが苦手な人でも、絵具づくりや色塗りであれば、気軽にアートの世界に触れることができそうです。
普段あまりなじみのない伝統画材の専門店ですが、ディスプレイの美しさを見た人からは「いつか絶対に行きたい!」「天国みたい」「絵を描いたりしないけど、行ってみたい」といった声が続々と集まっています。
画像提供:ことり(@kosan_055)さん
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