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英企業Engineered Artsが公開した、リアルな感情を表現できる人型ロボット「Ameca」が意識を持った生き物のように見えます。
研究室に配置されたAmecaは目を閉じ、眠ったようにうつむいています。カメラが近づくと腕が少しずつ動き、突然息を大きく吸い込むように上半身をのけぞらせ、目と口を開きました。視線や顔の動きは、眠りから目覚めた人間が見せるような表情で、ロボットが自らの意思で動いているように見えます。
顔の可動域は目や口といったパーツだけでなく、肌表面のシワも微妙に変化しているようです。戸惑ったようなまなざしで、腕を前後に動かし、指を折り曲げる様子は、肉体と意識の連動を確認しているようにも見えます。
Amecaは2022年1月に開催予定のCES 2022に出展される予定です。Engineered ArtsのYouTubeチャンネルではいくつか動画が公開されており、人間の肌や眼球に似せたモデルも公開されています。
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