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亡き妻のために料理を作る夫の漫画が、心に沁みます。作者はTwitterに創作漫画を投稿している遠藤平介(@heisukeend)さん。
「“最後の晩餐”があったらあなたの料理が食べたい」と妻に言われたとき、夫は自分の料理下手を理由に断りました。ところが、その2年後、妻は交通事故で突然この世からいなくなってしまいます。
妻への喪失感にさいなまれながら、ふと妻の“最後の晩餐”を思い出した夫。彼女が食べた“最後の晩餐”は、彼の手料理ではありませんでした。夫は一念発起し、料理を作ることに。
小学校の授業以来の台所で、なんとか頑張ってみるものの、出来上がったのものは料理というには程遠い仕上がり。しかし、日を追うごとに彼の料理の腕は上がっていきます。
いつか天国で彼女が笑顔になるような最高の一皿を食べてもらうために、残りの人生は料理を練習すると心に決めた夫。後悔の中で生きていた夫が死んでからも生きる理由を授けてくれた妻のために料理をする味わい深い漫画です。
作品提供:遠藤平介(@heisukeend)さん
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