3歳の男の子がママに語った「不思議な胎内記憶」のエピソードを描いた漫画がInstagramに投稿され、「感動した」「泣きました」と読者の涙を誘っています。
漫画を描いたのは、2児を育てるつつまい(tsutsu_mai)さん。つつまいさんは日頃から胎内記憶に関するエピソードをInstagramで募集しており、かわいいイラストに描き起こして発表しています。25作目として描かれた同作は、4歳と2歳の兄弟を育てるママさんから寄せられたお話です。
結婚前に両親を亡くしているというママさん。長男のたいちゃんに祖父母がすでに亡くなっていることを伝えたのは、たいちゃんが3歳になったばかりのころのことでした。もちろん、たいちゃんは2人に会ったことはありません。
しかし数カ月後、ママさんが寝かしつけのときに亡くなった母の写真を見せたところ、たいちゃんが「この人しってる」と言うのです。
「たいちゃんね、お空にいるときね、いっくん(弟)と一緒にいてね、この写真の人が白いねこちゃんといたの」と語り始めたたいちゃんは、さらに「その人がね、『あそこにいる人のところにいきなさい』ってママを教えてくれたの。たいちゃん、ぴゅーんって飛んできたの!」と話を続けます。
話に出てきた“白い猫”というワードに、ママさんはハッとしました。結婚前、パパさんが飼っていた白い猫が突然いなくなってしまったことを思い出したのです。猫の写真をたいちゃんに見せてみると「あ、この猫ちゃんだ!」と答えたのでした。たいちゃんは生まれる前におばあちゃんと白い猫に出会っていたのでしょうか……?
たいちゃんの話を聞いたママさんは、いなくなってしまった猫が無事お空に行けたこと、お母さんが自分と子どもたちを結び付けてくれたこと、そして何よりもずっと会わせたいと思っていたお母さんと子どもたちの対面が果たされていたことがうれしくてたまらなかったといいます。
残念ながらその日以来たいちゃんが胎内記憶を話すことはなかったそうですが、ママさんは「次は次男がどんなお話をしてくれるか、とても楽しみです」とお話を結んでいます。
この投稿のコメント欄には「すてきなお話をありがとうございます」「いろんな感情が込み上げてきて涙出ました」など、感動の声が次々に寄せられています。
つつまいさんのInstagramアカウント(@tsutsu_mai)では、この他にも多くの胎内記憶についての漫画が公開されています。また、LINEスタンプや、絵本「みんながおしえてくれたこと」も販売中です。
画像提供:つつまい(@tsutsu_mai)さん
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