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オートバックスセブンは12月6日、大分県大分市で「電動キックボードシェアリングサービス」の実証実験を開始しました。
電動キックボードは、手軽な街乗り移動車として、そして、自宅から駅/駅から目的地への公共交通機関がない、歩くには時間がかかる/急坂があってきついといった「目的地へのラストワンマイル」の需要のカバーが期待される新世代の個人向け電動車です。
この大分市での実験も、多様な移動手段の提供によって街の移動の活性化を目的に実施するもの。日本文理大学(大分市)と共同で行います。
同校は現在、最寄り駅の大在駅から徒歩約20分の校舎までの公共交通機関がなく、1時間約2本のスクールバスを運行しています。実証実験では、電動キックボードのシェアサービスで学生の新たな通学・移動手段の提供を構想し、利便性や利用シーン、安全性の確保などを考察。移動手段の多様化とともに、地元住人も含めたラストワンマイル問題の解決や利用促進にもつなげたい考えです。
採用車両はglafit「X-SCOOTER LOM」(関連記事)。車両を10台、大在駅と日本文理大学内に駐輪スペース/ステーションを用意します。
実験期間は2021年12月6日〜24日。
(大泉勝彦)
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