フトアゴヒゲトカゲの鼻に生える“幻のキノコ”の動画がYouTubeに投稿されています。形状が確かにキノコっぽい!
生きもの系YouTubeチャンネル「RAFちゃんねる」のありま(@aririn_leopa)さん宅に暮らすフトアゴヒゲトカゲ、名前は「明松(あかまつ)」さん。脱皮中で、首にヒーローのマフラーみたいに皮が残っているのが面白くもかわいいです。
そして幻のキノコとは、トカゲの鼻に生える脱皮ガラ(抜けがら)のことで、その見た目から「鼻エノキ」と呼ばれています。ありまさんによると、爬虫類やフトアゴヒゲトカゲ愛好家でも、フトアゴヒゲトカゲの鼻の脱皮直前に立ち会えるのは少々レアとのこと。フトアゴヒゲトカゲ飼育者であれば「1度は自分で鼻エノキを取ってみたい」と思うなど、飼育の醍醐味(だいごみ)の1つといわれているそうです。
今回は片方の鼻にだけ残った脱皮不全の部分を、爬虫類飼育歴20年のありまさんが傷つけないよう細心の注意を払って手伝うことに。目に近い部分なので目を傷つけないようにも十分に注意したそうです。動画では見やすいように先がとがったピンセットを使用していますが、一般の人がやる場合は先が丸い、もしくは先が曲がったピンセットを使った方がよいとのこと。
ありまさんがそっととった鼻エノキは明松さんにおいしそうに見えたのか、食べようと舌をのばそうとしてくるしぐさが! 自分の鼻にあったものとは気付いていないのか、おいしそうに見えたのかもしれませんね。
舌をかわしつつありまさんが鼻エノキを観察していると、明松さんが素早い動きでやってきて……一瞬のうちにペロリ! まさかの「本人がおいしく頂きました」というオチになりました。幻の食材(?)のお味が気になるところですが、なんだか満足げなお顔にも見えたり……?
ちなみに今回のように脱皮不全の箇所を手伝うのは毎回ではないもののたまにあるそうで、ありまさんは「脱皮は爬虫類自身で基本的には可能なものの、ヒョウモントカゲモドキやニシアフリカトカゲモドキなど、個体差で脱皮できない個体をそのまま放置すると、脱皮不全になり、生体にダメージが生じるケースがあるので注意が必要です」と話してくれました。また、明松さんの首の部分は、すでにはがれかけていた脱皮ガラだったそうです。
愛嬌あるお顔の明松さんは、2020年9月にありまさんが家族としてお迎えした女の子のフトアゴヒゲトカゲ。「RAFちゃんねる」では、赤ちゃんの頃の動画も公開中で、ほかにも先住フトアゴヒゲトカゲの「白松」くんとのツーショットも見ることができます。
写真などはTwitter(@aririn_leopa)/Instagram(@raf.channel0813)でも見られ、レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)やニシアフリカトカゲモドキ、ほかにもアメフクラガエルなど、さまざまな生き物たちに会えますよ。
画像提供:RAFちゃんねるさん/RAFちゃんねる(@aririn_leopa)さんのTwitterアカウント
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